naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

歯の治療本格化

オケ本番帰りの階段転落事故から1ケ月が経った。早いものだ。

落ちた時に打った、右向こうずねの痛みなどは、もうほとんど退いた。

最大の課題は、折れて飛んだ前歯の治療。

今日24日(木)は、歯医者の診療予約日。

前回までは、無くなった歯の左隣の歯の神経を処置して、そこに薬を入れる治療、いわば準備工だったが、今回から、いよいよ本格的な治療に入った。

無くなった歯の両隣の歯を削っていく。左は神経の処置がしてあるのでそのまま、右には麻酔の注射を何カ所もした上での削り作業だ。

会社に入ったばかりの頃、歯医者から帰ってきた上司が、「歯医者ってのは、医者というよりは左官屋だな」と言ったのを、何故か今でも覚えているのだが、同感。

私の会社の工事でも、切削だとか斫り(はつり)の作業があるが、まあそんな感じだ。

右の歯を削り、左の歯を削り、かなり時間をかけて容赦なくガリガリガリガリとやられた。
幸い、麻酔が効いているので、痛くはない。

そんなにどんどん削ったら、右も左も歯そのものが丸々無くなっちゃうんじゃないか、と心配になるが、歯ってやっぱり頑丈なんだろうね。
時間をかけて削っても、そう大きくは無くならないんだろう。

自らの不注意での転落で、そんなに頑丈な歯が一瞬にして折れて飛んでしまったことを思うと、折れた歯に悪いことをしたなあ、と申し訳ない気持ちになる。

型をとって、3本分をカバーする仮の歯をつけてもらった。

次回は、神経を処置した左側の歯に土台を入れるとのこと。
その後、ブリッジに進むらしい。

次回入れる土台は、保険でできる金属のものと、保険外のファイバーのもののどちらにしますか、と言われて考え、後者にした。

仮の歯なので、まだ固いものは噛んではだめ、と言われた。

不便はまだ続く。