「音楽断章」と称したノートが何冊かある。
聴いたレコードや演奏会の感想を書き綴ったり、新聞や雑誌の音楽記事の切り抜きを貼ったりしたものだ。ほしいレコードをリストアップしたりもしている。
ワープロやパソコンなどはまだ身のまわりにない時代だから、ボールペンの手書き。
1冊目、一番最初に書いてある文章はこれ。
80.3
カヤーヌスをきいてみたい。
シベリウスのほんとによい演奏は意外と少ない。むずかしい作曲家ではないか。
カラヤンは、シベリウスのバター炒め。立派だが何かちがう。
ロジェストヴェンスキーは言語道断。
しいて今はデイヴィスだろうが、力強く線太のシベリウス。金管の弱いのがい
かにも惜しい。
バーンスタインは好きだ。
やはり野におけレンゲ草的素朴なのはないものか。
ベルグルンドあたりか。
シベリウスのほんとによい演奏は意外と少ない。むずかしい作曲家ではないか。
カラヤンは、シベリウスのバター炒め。立派だが何かちがう。
ロジェストヴェンスキーは言語道断。
しいて今はデイヴィスだろうが、力強く線太のシベリウス。金管の弱いのがい
かにも惜しい。
バーンスタインは好きだ。
やはり野におけレンゲ草的素朴なのはないものか。
ベルグルンドあたりか。
24歳の文章。
なっまいきだなあ。
なっまいきだなあ。