昨日買った、小田(和正)さんの新作アルバム、「どーも」。
ゆうべウォークマンに取り込んで、今日の通勤から聴き始めた。
新しいアルバムを初めて聴く時、というのは、いつもとても貴重なものをたまわる、いただくような、改まった思いになる。
聴き始め、しばらくは、ちょうど新しい服や靴みたいで、何かまだ「自分にしっくりなじまない」という感じがあるよね。
それが、繰り返し繰り返し聴くことで、自分にとってはなくてはならない存在になっていく。
とりあえず、今日は通勤往復で3回聴いた。
明日もまた聴くだろう。
そうしていく内に、そして、ツアーでライブに接することで、自分にフィットしていくのだろう。
前作「そうかな」もそうだった。これまでのアルバムの多くもそうだった。
個々の曲について書くことはしないが、アルバムの初試聴の、当然そのまた最初である、1曲目、「君のこと」の第一印象。
「これ、さだ(まさし)さんのアルバム?」。
そして、歌い出しの、「あきれるほど早く過ぎてゆく」という歌詞も、メロディラインも、何かさださんを思い起こさせた。
でも、それはそこまでで、以後、全体は、もちろん小田さんのアルバム。
小田さんの場合、オフコース時代も含めて、最新アルバムの1曲目が、ライブでも1曲目ということが多い。
古くは、「We are」の「時に愛は」、「over」の「心はなれて→愛の中へ」。
前回2008年のツアーも、「こころ」だったし、その前の2005年も「真っ白」。
ということは、今回のツアーは、「君のこと」が1曲目だろうか。となると、割合地味目のスタートという感じだ。
で、ついでに言うと、2曲目も、アルバムと同じで「グッバイ」というつながりのような気がする。
この2曲の連続は、なかなかいい感じだ。
この2曲の連続は、なかなかいい感じだ。
まだしっくりこなじまない、というのは、当然だが、初めて聴く曲があるからだ。
今回のアルバム、全10曲中、7曲がタイアップ曲。
ただ、私の場合は、タイアップ先のドラマや映画を観ていなかったりするので、10曲中で初めて聴く曲が、過半の6曲。
聴いたことがあるのは、当然だが、シングルとしてリリース済みの「グッバイ」、「さよならは言わない」、「今日もどこかで」の3曲と、これまでのツアーで演奏された「東京の空」。
(「東京の空」がとうとう録音されたのは嬉しい。ピアノだけの弾き語り。いいなあ)
(「東京の空」がとうとう録音されたのは嬉しい。ピアノだけの弾き語り。いいなあ)
現時点では、その4曲と初めての6曲が、まだとけあっていない。色がまったく別、という感じだ。
これが、だんだんに混ざっていくんだろう。
最後に一つ。
ジャケットは何とかならなかったかなあ(笑)。
小田さん、最近は、アルバムにしてもシングルにしても、ほんとにイラストが多いけど、何か別のデザインとか、写真とかにしてくれたらよかったのに。