naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~トレーナーS先生から色々アドバイス

日 時 : 2012年4月1日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : トレーナーS先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ブラ3(1楽章)、アンコール曲、ロメジュリ皇帝円舞曲
弦人数 : 5・7・3・8・4
弓の毛 : 2本(ロメジュリ)

今日の合奏は、これまで何度かみていただいた、トレーナーのS先生。

まずブラ3の1楽章から。

「この楽章はとても難しいです」。

本番は2つ振りで指揮されるだろうが、この楽章は4分の6で、6拍子。ビートを2つでとるか6つでとるかで、アウフタクトが違ってくるとのこと。

今日の練習は、6つ振りでの指揮だった。

S先生は、数小節ごとに細かく止める方式だ。その都度、曲の構造を詳しく説明して下さる。例えば、f-as-fのモットーをどのパートが受け持っているか。
そして、そのパートを取り出して返す。

先々週、先週指導していただいた、本番指揮のY先生とはまったく対照的。

休憩の後、アンコール曲。

お客さんに聴きばえがするような、「小細工」など教えていただいた。

アンコール曲は、あまり早く音楽を作ってしまうと面白くないので、練習であれこれ試したり、冒険してみるように、とのことだった。

次に、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」。

Kから曲尾までをやった。

「何度か指揮してくると、ここのオケがどういうオケかわかってくる」とS先生。
「感動してくるとリタルダンドしたがる」との指摘。

感動すると、心臓の鼓動が速く打つようになるので、むしろ、巻き気味にしていくようにと言われた。

そして、J.シュトラウスⅡ「皇帝円舞曲」。

この曲でも、「歌う時は、白い音符でなく黒い音符で」。

我々のオケの生理は、S先生の指示とは逆に動いていることが多いようだ。

この曲の音出し前に指導されたのが、「チューニングの音が長すぎる」。
「音を出した瞬間に、合っているかどうかがわからなくてはいけません。皆さんのは長すぎます。3秒経って、合っていないことがわかっても、意味がありません」。

その後、先生が、指揮棒で、コンミスから順番に一人ずつを指して行き、全員がaの音を1秒ずつ順番に出す、というのをやった。

チューニングしたばかりなのに、aが結構バラバラ。
それから、先生が指した時に、すぐ音が出ない人多数。音を出す準備をするって大事だ。

S先生の合奏はあと1回ある。

来週は、本番指揮者の合奏。パートの自主練も行う予定。

※練習往復に聴いた音楽
    グリーグ 「ペール・ギュント」付帯音楽
    R.シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
    チャイコフスキー ロメオとジュリエット
       カラヤンウィーン・フィル
    ベートーヴェン ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのセレナーデ
       ウルブリヒ、ツィントラー、ディルナー
    ベートーヴェン フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのためのセレナーデ
       ドレスデン・カンマー・ゾリステン
    シベリウス 交響曲第7番、タピオラ
       ビーチャム=ロイヤル・フィル
    ブラームス 交響曲第3番
       ワルターニューヨーク・フィル
    ディーリアス 春初めてのカッコウを聞いて
       バレンボイム=イギリス室内管
    ディーリアス 楽園への道、田園詩曲
       バルビローリ=ハレ管(DUTTON盤)