今日26日(土)は、文化会館の練習室に集まって、カルテット練。
来月の定期演奏会、開演前のホワイエ(ロビー)コンサートに向けての練習だ。
今回のホワイエコンサート、演奏希望の団体が5つだか6つだかあるそうだ。こんなに多いのは初めて。
我々のオケは、開演1時間前に開場するのだが、それでもこれだけの数では演奏しきれないので、初めてのことだが、ホワイエとホールのステージの2カ所に分かれて演奏することになった。
(個人的には、これだけ希望者が多い場合は、もっと演奏団体数を絞るべきだと思う。お客さまを、室内楽演奏でお迎えする、というのがもともとの趣旨であり、要するにウェルカムドリンクか前菜のような位置づけのものだ。ホワイエでもステージでもあれこれやっている、というのは、ちょっとやり過ぎのように思う。お客さまのため、より自分たちの楽しみのために、が目的になってしまっては絶対いけない)
まず、「ひばり」から。
通してみてから、とりあえずボウイングの調整。
気になることを言い合いながら、返していく。
1人1パートで4人しかいない。
音程ももちろんだし、テンポ、弾き方のニュアンス、揃えなければならないことは山ほどある。
我々が選んだハイドンは、シンプルな部分はシンプルに書かれているので、それがまた難しい。
ファーストがメロディを弾き出すまでの数小節だけでも、ニ長調の和音をちゃんと形成しながら、音楽の運びを作って、ファーストに渡すのが難しい。
厳しいなあ。こわくもある。
「ひばり」に時間をかけた後、「見上げてごらん・・・」は、編曲ものでもあり、1回通しただけで終わり。
その後、まだ少し時間があるので、メンバーの手持ち楽譜で遊ぶことにした。
単なる譜読み遊びになると、俄然楽しくなる。それで終わりだからね。
でも、2週間後に、人前で演奏するとなると、それは全然違う。
厳しいなあ、こわいなあ、とつくづく思った練習だった。
来週の土曜日の午前、もう1回練習がある。ここである程度仕上げなければならない。
個人でもさらわなくちゃなあ。