naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

合宿日帰り日誌①~急遽日帰り参加決定

9日(土)~11日(月)、岩井海岸、民宿「川きん」で恒例の合宿。

先週からの風邪発熱で、直前までは参加中止の方向で考えていた。とてもあの遠い岩井まで行くなんて考えられなかったのだ。

しかし、9日夜、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習に参加したところ、楽器を弾いている内にエネルギーが注入されたような感じで、元気が出てきた。
これだったら自分のオケでも弾きたいな、との思いになった。

朝の調子で考えよう、とひと晩寝て、合宿2日目となる10日朝。

うーん、五分五分という感じか。
でも、ここ数日、朝起きて会社に行くのが大儀だったあの感じはない。

それと、今、行かないことに決めて、3連休の残り2日間を家で過ごす、というのは、やっぱりつまらない気がした。

よし、行こう。
明日は休みだし、日帰りのつもりで行って、どこかで無理を感じたら帰ってきて、明日いっぱい休養すればいい。

ということで、出かけた。
蘇我7:03発の内房線各駅停車。
この電車、暖房があまり効いてなくて寒かった。

8:36岩井駅着。
フルートのTさんが同じ電車だったので、二人でタクシーに乗って川きんへ。

9時からさっそく弦分奏。本館の和室で。

こんな感じです。
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指導は、昨年からお世話になっているトレーナーのN先生。
N先生には、来年春の定期演奏会で初めて本番の指揮をお願いすることになっている。

ブルックナー4番の4楽章から。

いきなり練習記号Mからで、途中参加の身には、いきなり? という感じだ。
以後、リズムと音程の難しいところを拾っての練習だった。

ブルックナーに頻出する、2+3のリズムのとり方の訓練があった。
4分音符2つ+2拍3連音のパターンだと、4分音符1つを3つに割る3連符でカウントし、「3+3+2+2+2」とはめていけば合う。
(2と3の最小公倍数が6だから)
それを色々なテンポで、Aの開放弦で訓練した。
なかなか大変だが、リズムを曖昧にしないためには、こうカウントする他はないとのこと。

休憩をはさんで2楽章。
ブルックナーは転調が多いが、特にこの楽章では、今何調なのか、ということを考えて、その和声を楽しむことが大切、とのお話だった。
#系の調、♭系の調も意識する必要があり、ブルックナーは後者を弱音にすることが多いとのこと。

11時から、指導が団内指揮者のK氏に交代。

同じくブルックナーから、団員の希望で1楽章。そして、3楽章のトリオをやった。

午前練はあっという間に終了。昼食休憩。

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午後練の前、チェロのNさんから声がかかって、モーツァルトの29番のシンフォニーの弦楽四重奏編曲版をちょっとやる。1楽章だけ。
たまたまヴィオラは3人いてヴァイオリンが1人しかいなかったので、セカンドヴァイオリンの楽譜をヴィオラで弾いた。

午後の練習は、まず弦分奏。引き続き和室で、本番指揮者S先生の指導でモーツァルトを。

交響曲第31番「パリ」。3楽章。休憩をはさんで2楽章、1楽章。
そして、「ドン・ジョヴァンニ」序曲。

この一連のモーツァルトは、トレーニング的な練習をみっちり。
そして、合奏の時にもこれまで指示のあった、モーツァルト的な音の味つけの練習も。
ブルックナーとはまったく違う音を作らないといけないとのこと。

休憩時には、中庭に用意されたコーヒーのところに集まる。
この日は、例年のこの時期に比べて暖かかった。
天気もよかった。きれいな青空。

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