いよいよあさっては本番。
今回のメイン曲は、ブルックナーの4番だが、以前から練習で弾いていて、面白く感じている箇所がある。
4楽章の途中、練習記号Kの先。楽章が始まって10分くらい、ちょうど楽章全体の真ん中あたりだ。
Bでも出てきたテーマが再度出てきて、先ほどとは違う展開をする。
277小節目から2小節単位で3回転調を重ねる。この間、mfだったダイナミックがppになるのだが、その後、283小節目のアウフタクトから、突然fになる。
そこからの4小節間が面白いのだ。
これって、私にはどうしても歌謡曲的に聞こえてならないのだ。
この4小節間だけが、このシンフォニーの中で、とても異質に感じられる。
いや、先日の練習で、指揮のS先生が、「ここは演歌です」とおっしゃっていた。やっぱりそうなんだよ。
こういう歌謡曲、あったよなあ。思い出せないけど。
三連符に付点2分音符って、例えば「夜霧よ~、今夜も~」と同じでしょ?
あの曲はムード歌謡だから、この箇所とは相当違う感じではあるけど。
あの曲はムード歌謡だから、この箇所とは相当違う感じではあるけど。