naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

右側を塞ぐ勇気

昨日、エスカレーターの右側を空けることについての記事を書いた。その続き。

   ※その記事
       エスカレーターの右空け~動く歩道は?
          http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/63838526.html

乗客の間で自然発生的に確立したルールだが、安全面等の理由から、右を空けるのはやめて、エスカレーターでは歩かずに立ちましょう、とのキャンペーンを、JR東日本が行っている、という記事だ。

私自身は、これまで、むしろ一つのマナーのような気持ちで、右を空けて、自分自身もその右を歩くことが多かった。

しかし、キャンペーンの趣旨は理解できるので、歩くのはやめることにした、と書いた。

加えて、テレビでも報道されたこの件、まだ浸透していないようで、東京では右側を上り下りする人が相変わらず多い、とも書いた。

今日、ふと気がついたのだが、右を空けることはやめる(やめさせる)べきだ、とするならば、JR当局のキャンペーンに待つのでなく、自分で行動することができるんだよね。

そう、上りであれ、下りであれ、自分が右側に立って歩かない。つまり、率先して右を塞ぐことだ。

そうすれば、キャンペーンに協力することもできるし、まだ浸透していない、と嘆くよりは建設的な行動だ。

でもねえ・・・。

ちょっと、その行動に踏み切る勇気がない。正直なところ。

塞いで立っていて、後ろから文句を言われそうな気がするのだ。

自分自身、右を空けることは、急いでいる人のための一種のマナーと思っていたところがあり、たまに塞いでいる人がいると、この人は物を知らないな、と不満に思ったりもしていたのだから。

塞いで立っていて、後ろの人とトラブルになるのもこわい。

そんなわけで、今のところは、まだそうした行動には出られないでいるのであった。