naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「永六輔の誰かとどこかで」が来月終了

けさの朝日新聞で、TBSラジオの「永六輔の誰かとどこかで」が、9月で終了することを知った。

この番組、大学入学前、まだ実家で生活していた頃、夏休みとかに、母がつけているラジオから流れていたのを、私も聞いていた。

懐かしいなあ。

永氏と遠藤泰子さんとのコンビ。

「遠くへ行きたい」がテーマ曲で、遠藤さんが、きれいな声で、番組スポンサーの桃屋の名前が入った詩を読んで、番組が始まるんだったっけ。

「7円の唄」と言って、リスナーがハガキに書いて寄せた詩を紹介するコーナーがあった(ハガキが7円だった時代の話)。
私も、高校の時に、一度だけこのコーナーにハガキを出したことがある。採用されなかったけど。

1967年1月に始まったそうだから、実に46年以上、半世紀近く続いた番組ということになる。

最終回が予定される9月27日で、放送回数は12,629回。
同一人による番組としては、同じTBSの「秋山ちえ子の談話室」の12,512回を上回り、最長とのこと。

この番組を聞く機会もなくなって久しいが、いまだ変わらず続いていたことを知り、打ち切りには、やはりさみしい思いがする。

(余談だが、前記秋山ちえ子さんの番組では、毎年8月15日、終戦記念日に、決まって朗読されていた「かわいそうなぞう」が忘れられない。終戦近くの時期、空襲に備えて動物園の動物を薬殺しなければならなくなった話だ。秋山さんの朗読は今も耳に残る。ネットで調べたら、その朗読のCDが出ているそうなので、近く買い求めようと思う)