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南三陸復興支援ボランティア<1>~くりこま高原から南三陸へ

三陸で、ボランティア活動をしてきた。

勤務先が属する企業グループが、震災後、グループの取り組みとして続けているもので、今回で27回目になる。

以前から、一度はこういう活動に参加したいと思っており、初めて申し込んだ。

公募に応じて、グループ各社から参加したボランティア要員9人、それに事務局7人。

25日(日)、前泊地のくりこま高原駅前のホテルに集合、21時からオリエンテーション

このボランティア活動は、当初は瓦礫処理や、泥の撤去等、力仕事が中心だったが、1年前くらいから、被災者の心のケアへシフトしたとの説明があった。

参加者の自己紹介を聞くと、2回目、3回目という人が多い。

翌日のスケジュールの説明。役割分担の確認。



26日(月)朝、ワゴン車に乗って、南三陸町へ。およそ1時間の移動。

北上川を渡る。

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途中、防災庁舎の近くを通った。

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あの震災の際、職員が防災無線を使って津波を知らせ、最後の最後まで避難を呼びかけたが、建物ごと津波に飲まれ、多くの職員が命を落としたというエピソードの建物だ。

3階建ての庁舎の鉄骨が残っている。広島の原爆ドームを思い出した。

あんなに高い屋上の、さらにその上まで津波が襲ったのか・・・。まったく想像もできない。

庁舎の周辺は、一面の草っ原になっているが、たくさんの家がここにあったのだろう。