これまでも、栃煌山の仕切りが、あまりにも自分ペースで、相手無視であることは、腹立たしく思っていた。
その時点では、栃煌山は蹲踞して、まだ手を着いていない。
これって・・・、と思った。
確かに、栃煌山の自分勝手な仕切りペースは悪い。
稀勢の里も、それを思ってのことだろう。
しかし、この稀勢の里の行為もまた、相手無視であることに違いはない。
結局は、相手のレベルに降りてしまった行為とも言える。
それは酷だという気もする。
しかし、今日のこの一番のような仕切りを容認していいとも思えない。
こういうのは、誰が正すべきなのだろうか。
やはり、一義的には行司か。
でなければ、審判長が言うべきなんだろう。