今日は、オケのハシゴ。
まず、先週からの地元中学校オケとの合同演奏。明日が本番だが、今日は、本番会場である浦安市文化会館大ホールでの、前日リハーサル。
タクシー乗り場も、臨時に移動していた。
大人メンバーは、12:30集合。
既に、中学校オケの皆さんが、ステージセッティングを済ませてくれていた。
今日は、浦安オケからは、ファースト・ヴァイオリン4人、セカンド・ヴァイオリン3人、ヴィオラ5人、チェロ3人、コントラバス1人、フルート1人、クラリネット1人、ファゴット1人、ホルン1人、トロンボーン1人、打楽器1人が参加。
中学校オケの皆さんは、先週はジャージだったが、今日は、制服姿。
冒頭、教育委員会の方からお話があった。
浦安市内には、フルオーケストラは、この2団体しかないので、昨年末の市民演奏会、この合同演奏を縁に、これからも一緒に演奏する機会を作っていきたい、とのことだった。
13:00、リハーサル開始。
顧問のY先生の指揮で、予定の4曲を順次練習した。
先週も感じたことだが、Y先生の指導には厳しい中にも暖かさがある。
まだ楽器を初めて半年足らず、というメンバーもいる中で、今が大事な時期、とお考えになっているのだと思う。
厳しさだけでは、せっかく始めたオケや楽器をやめてしまうメンバーも出てくるだろう。
オケで演奏することの楽しさをわかってほしい、そして長く続けてほしい、という思いが伝わってくる。
この中学校オケとは、先週、今週と、短い時間しか一緒に過ごしていないが、いい雰囲気であることは、よくわかる。
そういう場に一緒にいて、演奏できることを、とても嬉しく思う。
そんな気持ちで、今日も3時間のリハーサルを楽しく過ごした。
以下は、音楽とは別の話なんだけど、私の場合、そもそも、中学生世代の子供と接する機会がまったくなく、そのこと自体が新鮮だった。
自分に子供がないこともあるが、それを別にして、年齢差の面から考えると、この子たちは、私にとっては、子供というには若いし、孫というには大きすぎる。
家のまわりで、近所の中学校に通う生徒と行き合うことはあるが、こうして、ある時間を同じ目的で過ごすことはない。
少し前まで小学生だったんだよなあ、という雰囲気を残している子。人見知りと感じる子。しっかりして大人っぽい子もいる。
そういう世代なんだろうな。
とにかく、当たり前だが、まだまだ若い。
人生はこれから、という世代だ。
Y先生の指示に、間髪入れずに「はいっ!」と一斉に答える礼儀正しさ。
どう言ったらいいだろう、この子たちは、まだ何にも染まっていないんだなあ、すべてがこれからなんだなあ、と感じさせられる。
いいよねえ。「未来しかない」っていう感じがして。
えーと、振り返れば、もちろん自分にも、彼らのような年齢の時はあったんですよね。
今から、半世紀近く前にね。
間違いなく、その時は、私も中学生だったわけですが。
時は流れて、既に還暦を経過し、来年3月末には定年を迎える、と。
やっぱり、すべてがこれからの中学校オケの皆さんが、うらやましいな。