セキュリティ上の不安があるため、この機に買い換えることにした。
これまで使ってきた富士通のノートパソコンは、2007年5月4日(金)に購入したものだ。ちょうど10年になる。
この買い換えも、Windows98のサポート中止によるものだった。
当時最新のOSだったVistaも、10年を経て、サポート中止というわけだ。
4月16日(日)、富士通の直販窓口に電話して、新しいパソコンの購入を申し込んだ。今回は、デスクトップにした。
併せて、パソコンの乗り換えサービスを頼んだ。
過去、パソコンの買い換え、あるいは、修理に出して戻ってきた時に、諸々の設定で面倒な思いを重ねてきたので、多少の費用はかかっても、専門業者にやってもらおうと考えたのだ。
10年前の買い換えの時も、あれこれ苦労したっけなあ。
注文したパソコンは、4月20日(木)に早々と納品。
それに先立って、乗り換えサービスの業者から、訪問アポイントの電話がかかってきていた。ゴールデン・ウィーク期間の方が時間に余裕があるので、5月1日(月)に来てもらうことにしていた。
さて、いよいよ1日当日。
業者の来訪に備え、パソコンが置かれているデスクまわりをかたづける。
こちら、旧パソコン。ビフォー。
13時半頃、業者のH氏が来訪。
以後、届いていたパソコンの開梱、設置からスタート。
Microsoft Officeのアカウント設定を含めて、諸設定をやってもらった。
以後、旧パソコンからのデータ移行。
Internet Explorerのブックマーク。pwnerフォルダのピクチャなど。
しかし、結果としてこれはうまくいかなかった。昔からのメールのデータが容量的に膨大で、旧パソコンの処理能力では追いつかず、エラーが出てしまうのだという。
やむを得ないので、断念。Windowsメール時代のメールを見たい場合には、旧パソコンを開いて閲覧することで我慢するしかない。
これは痛い。
それ以外の、excel、Wordなどで作って保存してあるデータも、移行してもらった。これは、自分でやってもいい作業ではあるが、ついでなので。
ただ、結果として、旧メールを断念したものの、移行データ全体が、基本料金の5GBを大きく超えたため、追加料金を払うことになった。
H氏は、「こんなに移行データが多いのは、初めてです」と言っていた。
それにしても、開梱、設置から、諸設定あたりまでは、割合動きが見えるというか、そんな感じだが、データの移行となると、H氏自身も、ファイルのコピーとかが始まってしまえば、やることがなくなる。
当初は、パソコン買い換えの動機など、しゃべっていたのだが、やがて話題もなくなってくる。
「たくさんメールがありますね」などとぽつりと言われたりしながら、かなりの時間、動きがなく黙ったままで過ごすことになる。
見知らぬ人と、家で2人、じっとしている時間というのも、なかなかヘビーな(笑)ものだった。
作業は役4時間。H氏は、18時前に帰って行った。自分でやるのに比べれば、やはり楽だった。お世話になりました。
こちらが、新パソコン。アフター。
Windows10のサポート期限は、2025年10月14日とされている。つまり、この新しいパソコンも、10年は使えないということになる。
それはさておき、翌2日(火)は、パソコンを使えるようにするための作業に従事した。
自分が買ってきて旧パソコンにインストールしたアプリケーションについては、業者にやってもらうと別途料金がかかるため、自分でやるしかない。
これらを、ダウンロードしたりしてインストールした。
ほぼ、2日までで、新パソコンは順調に使えるようになった。
ウォークマンのための音源データについて、外付けHDDにバックアップしてあったデータを移行する作業だけが、残っている。これは、今日3日(水)に行うつもりだったが、諸事情でできなかった。明日にでもやろうと思う。
1日に、H氏に、7と10はどこが違うんですか、と聞いてみたところ、ブラウザが変わった(IEでなくなった)ことと、タスクビューというのができたことくらいか、と言っていた。
実際使い始めてみて、Vistaや7には装備されていた、サイドバーのガジェットがなくなっているのに気づいた。
自宅でも会社でも、時計やカレンダーをサイドバーに表示させて、結構便利だったのだが、それがなくなってしまったのは、パソコン作業の本質ではないとは言え、ちょっと困るな。
まあ、類似のフリーソフトは、いくらでもあるのだろうが。
とにかく、パソコンの入れ替えが、連休期間中に円滑に済んだのは、誠に幸いだった。
この9連休、最初の2日、最後の3日は、オケ関係で忙しく、そこに挟まれた期間で、パソコン入れ替えをこなした形だ。