naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

宇奈月温泉オペラ練習日誌~初回練習は弦分奏

9月に宇奈月温泉で開催される、「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト宇奈月」で、「フィガロの結婚」抜粋演奏が行われる。

昨年の「ドン・ジョヴァンニ」に続く、「音楽祭オープニングオペラシリーズ」の2回目である。

これに参加を申し込んでいたが、今日30日(日)から練習開始。今日は、弦分奏だ。

聞いているところでは、ヴィオラの本番メンバーは4人。その内のNさんとは、先週、23日(日)のマウントあさま管弦楽団でもご一緒したが、その時うかがったら、今日の分奏には出席されないとのこと。

遠方のメンバーもおられるので、最悪、分奏出席者が1人ということもありうる。

ということで、朝5時に起きて勉強した。

浦安ユースオーケストラの練習に参加


宇奈月の練習の前に、新浦安に立ち寄る。浦安ユースオーケストラの子供たちの練習のお手伝いだ。美浜中学校の武道場

来週、8月6日(日)に、浦安市文化会館の小ホールで公開練習が行われることになっており、我々浦安シティオーケストラからも、何人か支援参加する。ヴィオラは、Sさんと私の2人だ。

ユースの練習に顔を出すのは、1年ぶりくらいだろうか。

弦の初心者、孫のような子供たちに混じって、一緒に弾いたり、声をかけたり。

シベリウス「アンダンテ・フェスティーヴォ」、「きらきら星」、「かすみか雲か」、「メリーさんのひつじ」、「メリーウィドウのワルツ」。

初心者とは言え、毎週の練習で、みんながんばっているのだろう、しっかり弾いていた。

練習は午前中いっぱい続くが、11:15頃、抜けさせてもらって、東京へ向かった。

宇奈月初練習


宇奈月の練習は、大久保のクラシック・スペース★100で、13:00から。

先々週、17日(月)にも、マウントあさま管弦楽団の練習で来たばかりである。

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今日の分奏の指導は、コントラバスのM先生。先週のマウントあさまでは、コントラバスのトップを弾いて下さったプロの方だ。

ヴィオラは3人が参加した。松本モーツァルト・オーケストラでコンマスをされている、U先生が、昨年同様ヴィオラのトップに座られた。娘さん、息子さんも、ヴァイオリンで参加。

まず指慣らしに、と序曲から。

本番指揮の横島勝人先生から、「速いところをやっておいてほしい」との指示があったそうで、序曲を途中まで練習した後、2幕のフィナーレ(697小節から)、そして、4幕のフィナーレ(29番)と進んだ。

休憩の後、1幕に戻り、1番、3番、4番、5番、6番、8番、10番。

再度休憩の後、2幕。11番、12番、13番、16番。

3幕。17番、18番、20番、23番。

抜粋とは言え、曲が多い。

M先生からは、演奏の技術面だけではなく、オペラにおけるそれぞれの曲のシチュエーションや、歌の動き、歌詞などについても、色々お話があった。

この場面では、あまり芸術的に美しく演奏しない方がむしろ良い、とか、登場人物の黒い心を頭に入れて、とか。

また、オペラでは、「歌-指揮者-オケ」という身分制度(階級構造)がある(オケが一番下)、とのお話も。万一事故が起きたら、指揮者より歌に合わせる(どのような歌になっても)のがセオリーなのだそうだ。

17時前終了。抜粋演奏する曲を、ほぼ練習することができた。

個人的には、ほとんどの曲が、未経験だが、この分奏でひと通り弾くことができてよかった。

まだまだ余裕などないが、それでも、やっぱりモーツァルトは楽しい、と思った。横島先生の指揮で、先週のブラームスに続いて、モーツァルトを演奏できるのは、ヴィオラ弾きとして、嬉しい。

来週、8月6日も、夜、宇奈月の練習がある。午前に、前述の浦安ユースオケの公開練習に参加、その後、午後、所属オケの練習に参加して、これを中座して、宇奈月の練習に向かう1日となる。

※練習往復に聴いた音楽
    モーツァルト フィガロの結婚
       ジュリーニ=フィルハーモニア管
    ブラームス 交響曲第3番、ハイドンの主題による変奏曲
       ザンデルリンク=ベルリン響
    バーンスタイン ウエスト・サイド・ストーリー
       バーンスタイン管弦楽団
    チャイコフスキー ロメオとジュリエット
    ベルリオーズ ロメオとジュリエット
       マゼールウィーン・フィル