4日(金)、松本モーツァルトの本番が終了した。
9:20、ホテル出発とのインフォメーションだったので、早めにロビーに下りる。
メンバーの車に乗せてもらって、ホールへ。10分ちょっとで着いた。
10時から最終リハーサル開始。
13番、FDur。
KV97、Ddur。1、3、4、2楽章の順に。
ここで休憩。
休憩の間、指揮の横島勝人先生が、各パート譜に、「勝人」という印鑑を捺される。
再開後、「ジュピター」。1、3、4、2楽章の順に。
この最終リハーサルでも、リピート後の2回目は省略しながら進められた。
横島先生が、「繰り返しを全部やったことがないけど、体力的に大丈夫ですか」とおっしゃる。
「この曲は、とてもよく書けているので、一人一人が一所懸命にならずに、楽に弾いてもちゃんと鳴ります。弾いている自分を、外から見ているような感じで演奏するのが、ちょうどいいかもしれません」とのお話だった。
フルバージョンの演奏は、ぶっつけ本番となった。
最後にアンコール曲を練習。
その後、さらに、13番のほんの一部分について調整の練習。いつも録音スタッフとして来られている、オクタヴィア・レコードのO氏から、指摘があったようだ。
12:40頃、リハーサル終了。
それにしても、「ジュピター」を弾く幸せは、格別のものだ。
ほんの一例だが、例えば1楽章のここ。ファースト・ヴァイオリンのメロディを、チェロと一緒に追いかけるところ。
2楽章、この写真の下から2段目の5小節、ヴァイオリンの細かい動きの後ろにつける、このくだり。
3楽章、18~39小節あたり。
これらは、本当にヴィオラ冥利に尽きる、という気がする。
実行委員の紹介があって、昼食休憩となった。