naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~ついに本番前日、GP

半年取り組んできた難曲、ラフ2をメインとする、第50回記念定期演奏会も、いよいよ明日に迫った。

今日9日(土)は、GP。

お昼は、MONAの炭家米蔵で。

この釜飯、具やごはんを一つもこぼさずに茶碗に盛るのは、ラフ2より難しいかもしれない。

ひと盛り目で崩壊(笑)。

イメージ 1


日 時 : 2018年6月9日(土) 15:00~19:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏、バレエ合わせ
曲 目 : チャイコフスキー(予定全曲)、プレコンサート曲、ラフマニノフ(1~4楽章)、アンコール曲
弦人数 : 15・13・12・12・7
弓の毛 : 3本(プレコンサート曲1本、ラフマニノフ4楽章2本)

GPは、本番会場、浦安市文化会館大ホールで。指導は本番指揮者のY先生。

団員の集合は13:30。

ホワイエで、プログラム冊子へのチラシのはさみこみだ。

依頼のあった多数のチラシを、4列に並んではさみこんでいく。依頼団体は相当数にのぼる。うちのオケ、そんなに宣伝効果があるんだろうか。

この間、ホールでは、バレエの場当たりが行われていた。

その時間を利用して、ウォークマンで音源を聴いての勉強と、ホワイエでの個人練習。

15:00から練習開始。

まずは、チャイコフスキーの3大バレエ抜粋、バレエ合わせである。

予定の9曲を、曲順に全部通した。

その後、各曲の出だしについて、バレエの動きとオケの音出しの確認。

バレエ合わせが終わったところで、本番前、13:45からのプレコンサートの曲の練習。

休憩の後、ラフマニノフの2番。

1楽章から4楽章までを全部通した。

トップとして指揮を追いきれなかったり、他パートをちゃんと聴けなかったりした箇所があるが、明日の本番に向けては必要なステップだ。ポイントをチェックして楽譜に書き込む。

休憩の後、返し練習。1楽章、4楽章、3楽章。

やはり全曲を通じて、オケのアンサンブルという点で、一番危ないのは1楽章だ。聴くべき他のパートがよく聞こえない書き方がされているのが厳しい。

カニック的には2楽章の中間部。個人的には、一番怖い。

楽しめるのは3楽章。冒頭のクラのソロに合わせて和音をつけるのは、とても楽しい。この楽章だけは、明日で終わってしまうのがさみしい。

ここまで来ると、4楽章はおまけ、という気がする。メカニック的には大変だが、この楽章については、肩に力を入れてはいけないと思う。できるだけリラックスして、弾けないところは気にせず、全曲の締めくくりとして盛り上げていければそれで良い、という理解だ。

ともかく、この難曲もあと明日1日と思うと、それなりに感慨がある。2月の合宿で、トレーナーのN先生にみっちり仕込んでいただいたことが、今に生きている。団史上初のプロの指導者によるヴィオラ分奏、N響のM先生に指導していただいた内容を思い出しながら弾く。

この半年の、色々な先生方の指導が、走馬燈のように思い出される。

全部を体現できないまでも、少しでも本番に活かしたいものだ。

最後にアンコール曲の練習。

19時頃、GPは終了した。

表に出ると、さすが夏至前、19時過ぎなのに、まだ空には明るさが残っている。

イメージ 2


いよいよ本番か。

様々な思いを持って、半年間取り組んできたラフ2。

現状の出来、明日の見込みについては、思うところが色々あるが、とにかくめいっぱいやりたい。

このところの体調低下も、幸い、持ち直してきて、存分に演奏できそうだ。

明日の終演時点では、ホセ・メンドーサ戦の後の矢吹丈のようになっていたいものだ。

まっ白な灰に。

イメージ 3


※練習往復に聴いた音楽
    グレープ わすれもの
    グレープ せせらぎ
    さだまさし フレディもしくは三教街 -ロシア租界にて-
    オフ・コース ワインの匂い
    小田和正 この道を 会いに行く
    荒井由実 MISSLIM