naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

久しぶりの大阪で会社の先輩と飲み会

昨2日(金)は、午後半休を取って大阪へ。

会社の先輩と飲むためだ。

今の部署、今の担当業務では、地方へ出張する機会が、2年ほど前に比べると大幅に減った。

かつて出張で関西に行けばよく飲んでいた先輩方とも、久しくご無沙汰している。

今年の夏、お世話になった会社の先輩の訃報が飛び込んできて、ご自宅まで弔問に行ったことがあるが、遺影を前に、たまにでも会って話す機会を持っておけばよかった、と思ったものだ。

その時に、会って話したい人とは、お互い元気な内に、会う機会を作らなければ、と思い、今回の大阪行きを構想した。

声をかけたのは、K氏とS氏である。

K氏は宝塚在住。入社したばかりの頃、本社経理部で一緒に仕事をしたのが出会いで、その後も、リタイアされるまでは本当に親しくさせていただいた。ここ何年かの間に、出張の機会をとらえて2回会って飲んだことがある。

S氏は豊中在住。やはりここ何年か、大阪に出張した時にはよく飲んでいた。現在も子会社で仕事をされている。

両氏ともこのところメールのやりとりもなかったので、手紙を差し上げた。このところ、出張の機会がめっきり減ってしまったが、久しぶりに会いたいと思っている、と。

すぐにレスポンスがあり、日程調整。S氏が店を決めて下さった。17:30、茶屋町にある店で落ち合うこととなった。

12:30発ののぞみ33号で新大阪へ向かった。

15:03、新大阪着。

定宿である、淀屋橋のアパヴィラホテルのチェックインをまず済ませることにした。

地下鉄御堂筋線で、淀屋橋へ。

淀川を渡る。この景色を見ると、大阪に来た、との実感がわく。

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淀屋橋駅からホテルに通じる出口が、長いこと工事のために閉鎖されていたが、すっかりリニューアルしていた。

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チェックイン後、再び御堂筋線に乗って、梅田へ。

紀伊國屋書店に立ち寄る。この書店は、規模が大きくて立派だ。

その後、大阪に来た時は立ち寄ることが多い、タワーレコードの梅田NU茶屋町店に向かった。

大阪駅近辺には、もう一つ、梅田大阪マルビル店があるが、今回は飲み会の店が茶屋町なので、NU茶屋町の中にある店舗に行くことにした。

飲み会の店は、NU茶屋町の手前にある、坐・和民である。店の場所を確認した上で、タワレコへ。

このタワレコに来るのは久しぶりだったが、クラシック売場が大幅に縮小されているのにびっくり。3分の1くらいは削られただろうか。そこにジャズの売場が設けられている。

ちょっと残念だ。梅田大阪マルビル店の現況がわからないが、もしかつてのままであれば、クラシックの品揃えは、あちらの方が勝ることになるだろう。

とは言え、こちらもいまだそれなりの規模は保っているが。

待ち合わせまではまだ時間があるので、棚をじっくり見ていると、何かちょっと不穏な空気を感じた。

もしかして地震か?

しばらくして館内放送があった。和歌山県震源とする地震が発生した、余震に注意とのこと。

追って、館内に異状はない旨の放送も。

立って歩いている分には、地震と確信が持てない程度の揺れだった。

沖仁のニューアルバム、「Spain」などを購入。

そうしている内に、S氏から、既にK氏も来られたと電話が入ったので、坐・和民に急いだ。

両氏とは、本当に久しぶりだ。この3人で飲むのは初めてである。

個室のテーブルを囲んで、再会を喜び合った。

それぞれに近況報告。

K氏は、地域の活動や釣りを始めとして、誠に充実したセカンドライフを送っておられる。自分もリタイア後はかくありたいと思った。お土産にと、手作りのポン酢をひと瓶いただいた。

S氏は、いまだ現役で仕事に活躍中。

たまたまK氏がここ数日胃の具合が思わしくないとのことで、酒はそこそこ飲まれたものの、食がほとんど進まなかったのが残念だった。知っていたら、急ぐ話ではないので、日延べをしてもよかったのだが。

旧交を温める、飲み放題3時間付きの宴席は、あれこれの話題に花を咲かせる内に、あっという間に過ぎた。

またこのような形で、あるいは出張の機会を作って、いずれ近い内に、両氏と会いたいものだ。