皆さん、｢世の中にこんなにおいしいものがあったのか｣と思ったもの(経験)って、何ですか？
私も２つ３つ挙げることができるが、一番は何と言っても、
(全然グルメな話でないので恥ずかしいが)
マクドナルドのフィレオフィッシュである。
忘れもしない。31年前、大学に入学した年のことだ。
(長嶋茂雄が引退した年であり、前回ロッテが優勝した年でもある)
大体、実家のある田舎には当時マックなんかなかった。さすがに今はあるが。
大学に入学し、親元を離れての下宿生活が始まった。
ほんとに忘れもしない、中央線の国立駅のそば、富士見通りのマクドナルド(今でもある)に入って、フィレオフィッシュというものを注文して食べた時、正に文字通り｢こんなにおいしいものが世の中に｣と思ったのだった。
余談だが、当時は、ビッグマックとか、マックシェイクとかって、今よりずっと大きかったような気がする。
あとは、時期は忘れたが、焼肉屋というものに入って、｢ユッケ｣を初めて食べた時。
今でもよくユッケは食べる。おいしいですよねー。
それからもう一つ挙げると、26か27の時だが、当時いた職場では、課長以下全員で月々金を積み立てて、美味しいものを食べに行く、という習慣があった。
その一環で、フグ料理屋に行くことになり、これも恥ずかしながら、その年齢までフグというものは食べたことがなく、フグちりのおいしさに｢こんなにおいしい・・・｣(しつこいな)と感激したのであった。
こうしてみると、これまでの50年の人生の後半半分は、そういう出会いがないな。
人生の残り期間で、せめてもう１つ２つそんな未知の美味にめぐりあいたいものだ。
何か｢これを食べてみなさい｣というもの、お持ちの方、教えて下さい。
