16日(日)、津田沼ユニバーサル交響楽団の、ポピュラーコンサート2020の本番が終了した。
ユニ響さんの演奏会に参加させていただくのは、2018年のポピュラーコンサート以来、丸2年ぶりである。毎回声をかけていただいているのだが、このところ、練習に参加できる回数が少ない(しかも集中練習に出られない)ことから、辞退が続いていた。今回は、12月28日(土)以降、15日(土)の本番前日GPまで、集中練習を含めて5回練習に参加できた(もう1回参加の予定だったが、家でアクシデントがあって急遽欠席)。
本番当日は、予報通り、あいにくの雨。
千葉都市モノレールの栄町駅から、会場の千葉市民会館に向かった。
会場到着後、C線を張り替えた。だいぶ前から弾くとビリついていて、前日のGPでは、周囲をはばかるくらいになったからだが、弦を替えても改善されない。どうやら、D線のアジャスターの金具が固定されずにぐらぐらしているのが原因らしい。そのアジャスターを完全に締めてしまうことにした。アジャスターの意味をなさないが。
10時頃から最終リハーサル開始。
舞台上は、どういうものか、楽譜に光が当たらず暗い。
メインのブラ1からスタートし、アンコール曲。さらに、「名曲ギャラリー」、威風堂々と進んだ。
12:15頃、リハーサル終了。
団支給のお弁当をいただく(エキストラだけ。いつもすみません!)。
ユニ響さんのポピュラーコンサートでは、毎回、女性はカラードレスとされている。男性は、よくある黒黒蝶タイの他、上着なし蝶タイなしの黒シャツ黒ズボンも可なので、後者にした。上着がない方が弾きやすいしね。
開場。舞台袖から、ステージと客席をのぞく。
開演が近づき、舞台袖に楽員が集まってくる。色とりどりのカラードレスを身にまとった女性陣。華やかだ。ヴィオラの高校生団員のMさん(コントラバスのAさんのお嬢さん)のピンクのドレスは、周囲からひときわ注目を浴びていた。
「男性もカラーシャツにすればいいのに」と、ヴィオラのエキストラのIさんがおっしゃる。そうそう、持ってないけど、買って来て着るよ。黄色とか赤とか。
でも、聞くところでは、男性団員があまり乗り気でないらしい。
浦安でもこういうのやってみたいな。
日 時 2020年2月16日(日) 13:30開場 14:00開演
会 場 千葉市民会館大ホール
指 揮 小松 拓人
ナレーション 天川谷 琴美
名曲ギャラリー~ユニ響運動会~
スーザ 行進曲「星条旗よ永遠なれ」
オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」序曲から「カンカン」
アンダーソン トランペット吹きの休日
ロッシーニ 歌劇「ウィリアム・テル」序曲から「スイス軍隊の行進」
ヘンデル オラトリオ「ユダス・マカベウス」から「見よ勇者は帰る」
楽しく演奏することができたが、ブラームスの途中から、少し心身の疲れを感じた。気力、集中力が落ちてしまい、100%の力を出して弾けなくなっている感じがした。
これは、1月4日(土)の、浦安での室内楽コンサートで、モーツァルトの「ケーゲルシュタット」を弾いた時にも感じた。もっとがんばらなければ、と思いつつ、それ以上力が出ないという感じだ。
年齢によるものか。今後は、リハーサルから本番までのペース配分に留意して、本番にピークを持ってこられるように心がけたい。
「ユニ響運動会」が、とにかく楽しかった。毎年恒例の「名曲ギャラリー」は、これまでも楽しい企画が続いてきたが、今回はとりわけ秀逸だったと思う。
個人的には、スーザとアンダーソンを弾けたのが、もうはしゃぎたい、というレベルの嬉しさだった。スーザは、もうだいぶ昔に、若葉シンフォニーオーケストラで弾いたことがあるが(今回使った楽譜は同オケのものだった)、アンダーソンは初めて。ノリノリで弾かせていただきました。
(尚、「天国と地獄」、「ウィリアム・テル」は、序曲全部でなく抜粋)
天川谷さんのMCも、毎回のことながら、素敵だった。
3プルトの裏で、Iさんと組んで弾いた。Iさんとは、ここ数年来、毎回組んでいるが、達人の隣で弾くことで、今回も勉強になったし、楽しかった。ありがとうございました。
終演後は、千葉駅近くの店での打ち上げに参加。開宴まで時間があるので、楽器や荷物を置きに一旦帰宅した。千葉だとこういうことができる。手ぶらで打ち上げ会場に行けるのは楽だ。
普段、浦安の本番後、地元に住む団員は、一旦帰宅してから打ち上げに参加しているが、こんな感じなんだな。
打ち上げには、ヴィオラのメンバーがほとんど揃ったし、他のパートの旧知の皆さんとも、色々お話をすることができてよかった。
またユニ響さんに参加させていただく機会があればと思う。
※本番往路に聴いた音楽
ヴェンツァーゴ=バーゼル響