氣志團のアルバム、「ONEWAY GENERATION」を買って聴いた。
全13曲が筒美京平作品のカバー。企画・選曲・編曲・演奏・歌唱のすべてが氣志團メンバーによる。
生まれ故郷、木更津とゆかりのあるアーティストでありながら、氣志團の音源はこれまで一つも買ったことがなかったのだが、筒美京平トリビュートアルバムということで買い求めた。
収録曲はこちら。( )内がオリジナルアーティストである。
01. Romanticが止まらない(C-C-B)
02. E気持(沖田浩之)
03. 花とみつばち(郷ひろみ)
04. 時代遅れの恋人たち(中村雅俊)
05. タイムマシーン(藤井フミヤ)
06. 夏のクラクション(稲垣潤一)
07. 夏色のナンシー(早見優)
08. 迷宮のアンドローラ(小泉今日子)
09. 真夜中のエンジェル・ベイビー(平山三紀)
11. さよならの果実たち(荻野目洋子)
12. 強い気持ち・強い愛(小沢健二)
13. Oneway Generation(本田美奈子)
綾小路翔が、筒美京平へのリスペクトを持っているとは知らなかった。
ブックレットの解説によると、綾小路は、メジャーデビュー以降、「いつか筒美先生に曲を書いてもらいたい」と願っていたが、ついにそれは実現しないまま昨年の筒美氏の他界を迎える。
このアルバムは「絶対に届かないラブレター」だと綾小路は言う。筒美氏と一言もしゃべったことがないバンドマンが「あなたのことが大好きなんです!」と。
「やっぱり自分のルーツはここだなって」、「このアルバムを完成させたことで、ようやく次に向かえる」、「俺のセンチメンタルジャーニーが、ここからまた始まる」とも。
昨26日(月)、通勤時に聴いてみた。
選曲もいいし、シンプルなバンドサウンドで一貫して演奏される筒美ナンバーをなかなか面白く聴いた。
ついでの話。
これはブックレットに載っている写真なんだけど、この駅のホーム、見覚えがある。巌根駅だ。
(31日(土)に内房線で木更津に帰ったので、巌根駅通過時に写真を撮ってみた。このへんかな)
ところで以下はさらについでの話。
このアルバムで「花とみつばち」を聴いて、ふと同時期にヒットした西城秀樹の「薔薇の鎖」が聴きたくなった。
ということで、今日27日(火)の通勤では、3年前、彼が亡くなった時に買った「西城秀樹 ゴールデン☆ベスト シングルコレクション」を聴いた。
私は、新御三家の中では、断然郷ひろみ贔屓だったが、改めて聴いてみると、「薔薇の鎖」以外にも西城秀樹にはいい曲が多いし、ヴォーカリストとしての力量もすばらしい。
このベストアルバムの収録曲はこちら。
1 恋する季節
2 恋の約束
3 チャンスは一度
4 青春に賭けよう
5 情熱の嵐
6 ちぎれた愛
7 愛の十字架
8 薔薇の鎖
9 激しい恋
10 傷だらけのローラ
11 この愛のときめき
12 君よ抱かれて熱くなれ
13 ジャガー
14 若き獅子たち
15 ラストシーン
16 ブーメラン・ストリート
17 ボタンを外せ
18 ブーツをぬいで朝食を
19 炎
20 ブルースカイ ブルー
21 YOUNG MAN (Y.M.C.A)
22 勇気があれば
23 ギャランドゥ
つくづく早世が惜しまれる。