naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

とってもとってもイヤなこと

他人がやっていること、別に悪意、悪気があってやっていることではないのだが、イヤなことがある。

まず、煙草の煙。
自分もかつては喫煙していたので、言えない部分もないではないが、少なくとも、食事中に煙がただよってくるのは勘弁してもらいたい。
今どきでも、まだ喫煙席禁煙席を分けていない飲食店がある。困ったものだ。
飲み会の席は、まあ許せるとして、飯の時は許し難い。

煙草でいうと、タクシー。
今どきは、さすがに運転しながら吸う運転手はいないが、車の中にしみついたニコチンの匂い!
あれは、運転手本人は気にも何にもならないのだろうが、煙に巻けず劣らず、あの匂いには参る。
金を払って乗って、何でこの匂いを我慢しないといけないのか、と思う。
冬でも窓を開けて、顔を半分外に出しながら乗ることになる。
禁煙タクシーの表示をもっと徹底させてもらえないものか。

それから音。

ガムを噛む音。口を開けずに噛んでくれればいいのだが、どういう育ちなのか、わざわざ一口ごとに口を開けて、音をたてて噛む奴がいる。
本人は意識していないのだろうが、わざと音をたてているとしか思えない。
電車の中で、たまにこういう奴に遭遇してしまう。
そういう時は、離れることにしている。

もっとイヤなのが、飯を食い終わって、爪楊枝を使う音である。
これは、「女性に嫌われるオヤジの仕草」の筆頭だろうが、立派なオヤジである私も、これには閉口する。
会社の社員食堂でも、外の飯屋でも、見ていると、ある年齢以上の男の客は、95%程度が、食い終わると楊枝をとる。
歯についた食べかすをつっついているんだなと想像するだけで、私としては身の毛がよだつ思いなのだが、しかもご丁寧に、これもガム同様、チッチッチと音をたてながら作業にいそしむ輩の何と多いことか。

音をたててスープを飲むことや、ゲップの音が、外国人にとっては、耐え難いことらしい。
この、食後の爪楊枝が、悪しきマナーとして指摘されずにいる日本の現状が、私には信じられない。
爪楊枝は、人前でなく、こっそりと隠れて使うもの、というマナーは、まあ私が生きている間には確立しないんだろうな。

あ、もう一つ思い出した。
電車や飛行機で、隣に座った客が、靴を脱ぐこと。
しかも脚を組んだりして、靴を脱いだ靴下の足がこちら側に突き出されるのは最悪である。
靴下が臭うのではないか、という恐怖感。
それは別にしても、欧米の場合、家に入ってもベッド以外では靴を脱がないから、人前で靴を脱ぐというのは、例えば、人前でズボンを下ろしてブリーフ姿を見せるようなものなのだそうだ。
だから、少なくとも、国際線の機内でやっちゃいけないことだと思う。