naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

WBC~明日決勝

WBCについては、例のタッチアップの問題始め、スポーツ新聞他でさんざん語り尽くされているので、別に私がここで敢えて言うべきこともないけど・・・。

でも一つ。やっぱり、二次リーグの同じ組同士で準決勝を戦うというのは、おかしいと思う。

日本と韓国、同じ組で戦って、2強ということで、ベスト4に残った。
それでまたすぐ、準決勝でやるというのは、どうしてもおかしいですよね。
だって、二次リーグで戦って、韓国が1位、日本が2位っていう結果が出たんだから。
そこまでに2回、直接対戦もしてる訳だし。

二次リーグの1組は韓国と日本。
2組はドミニカとキューバ

だったら、例えば、韓国とドミニカ、日本とキューバで準決勝をするのが自然じゃないかな。
それで韓国と日本が残ったら、同じ組であっても、あ、やっぱりこの2チームが強かったんだ、ということで、改めて決勝戦をしましょうというのはうなずける。

ところが、1組の上位2チーム同士、2組の上位2チーム同士っていうと、何というのかな、演奏会のアンコールみたいな感じがするんですよ。
そう思いません?

同じ組で上位2チームを決めるシステムでありながら、直後の準決勝でそのどちらかを落とす、ってのが・・・。
ね、アンコールみたいでしょ?

韓国の人たちは納得いかないと思うんですよ。

だって、韓国は、一次リーグも二次リーグも3戦全勝で6戦無敗。
日本は、その6戦で3勝3敗でしょう?
しかも直接対決では、韓国が2戦2勝してる訳で・・・。
なのに、準決勝でその日本に負けて決勝に出られず、当の日本は決勝進出って・・・。

7戦の成績だと6勝1敗と4勝3敗。しかも直接対決では2勝1敗と勝ち越してる。

準決勝で、キューバかドミニカとやって負けたなら、ああ、あっちの組の方が強かったんだ、と納得できるけど、東京での一次リーグからずっと戦ってきた日本相手ではね。

まあ、日本の準決勝への勝ち上がり方が、あまりにもショボいというか、99%絶望的な中から息を吹き返したこともある。
そんなチームが、結局準決勝1試合の勝敗だけで決勝に進んでしまったことは、日本だからまあ嬉しいんだけど、何かちょっとという気もする。

昨日の会食でご一緒したOさんが、「これって、日本のパ・リーグの野球と似てるよね」とおっしゃっていた。レギュラーシーズンを勝率1位で終わっていながら、日本シリーズに進出できないことがあるプレーオフ制度のことだ。
確かに、この「釈然としなさ」には、共通点があるかもしれない。

まあ、そういう話はとりあえず脇に置いて、明日の決勝は、ともかくやっぱり日本の優勝を願って応援しようとは思うけどね(笑)。