オケ練に行く時は、電車に乗る前、駅でスポニチを買う。
今日は、家を出るのがいつもよりちょっと遅れ、電車の時間ぎりぎりに駅に着いた。
スポニチを、と思いつつ、NDに入ったのだが、2つあるレジのどちらも客が2人ずつ並んでいる。
これは間に合わない、とあきらめて店を出て電車に乗った。
スポニチを、と思いつつ、NDに入ったのだが、2つあるレジのどちらも客が2人ずつ並んでいる。
これは間に合わない、とあきらめて店を出て電車に乗った。
かつてのkiosk、店員のおじさん、おばさんは、狭いスペースにある何百種類もの商品の場所も値段も頭に入れていて、通勤時間帯などは、群がってくる複数の客を鮮やかにさばいていたものだ。
正に名人芸の域であった。
正に名人芸の域であった。
例えば、今日のように、もう電車の時間まで間がない、という時、おつりを必要としない130円の小銭を持っていれば、他の客の面倒をみているおばさんに、「スポニチねっ!ここに(お金)置くよ」と叫んで、電車に駆け込む(危険ですから駆け込み乗車はやめましょう)こともできた。
それが、今のND方式だとどうもできにくい。やっていけないことはないんだろうと思いつつも、1列に並んでいる客に割り込んでという形になるのがやっぱり気が引ける。
加えて、Suicaの販促という、JR東日本にとっての大きなテーマもある。
(千葉駅あたりを見ていると、kioskでありながら、レジを置いて、「Suica使えます」の表示をしたものまで見かけるようになった)
(千葉駅あたりを見ていると、kioskでありながら、レジを置いて、「Suica使えます」の表示をしたものまで見かけるようになった)
しかし、やっぱり今日みたいに急いでいる時、朝の出社の時もそうだが、スポーツ新聞一つだけを買いたいという客にとって、あのレジに並んで精算方式というのは、時にいかにももどかしい。
かつて名人芸を見せてくれていた、あのおじさんおばさんたちは、NDにとってかわられて、今はどうしているのだろうか。
消えゆく匠の技・・・。