naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

珍しくサッカーを見て

ふだんサッカーを見ない私だが、やはりワールドカップともなると一応・・・、ということで、日本代表の3試合は全部見た。

で、改めていつもと同じことを思ったのだが、サッカーって、ほんとに点が入らないですよね。

中学の時に、体育の授業でサッカーはやったので、ある程度のルールは知っている。

ただ、それ以上の知識がないので、各ポジションの意味だとか、フォーメーションの妙味とかがわからない。
詳しい人は、そういうところに面白さを見出すのだろうが、こちらにわかファンとしては、どうしても、点が入るか入らないか、という、勝敗の部分でしか見られない。

その限りでいうと、やはり「点取りゲーム」としては、サッカーは面白くない。

点取りゲームは、点が簡単に入りすぎても(バスケットボールのように)緊迫感がないし、サッカーのようにあまりにも点が入らないのも、見ていてどんなものかと思う。

ボールが右に行ったり、左に戻ったり、あーでもない、こーでもないとやってる内に、時々ゴール前でもみあっているはずみに、たまーにひょいっと点が入ったりする。
しかし、そういう場面は、1試合に2回とか3回な訳で、たいがいはゴール前のもみあいは、ゴールには至らず、また反対方向にボールが飛んでいって、あーでもない、こーでもないが始まる。

サッカーファンの皆さん、すみません。
素人が勝手なこと言ってるだけなんで、お許し下さい。
私が好きな相撲だってね、興味がない人から見たら、やたらと試合開始までの儀式が長くて、勝負そのものは短すぎて何をやってたかわからない、ってことなんでしょうから。

でもなあ。
0-2くらいになったら、もうほぼ逆転不可能って感じじゃないですか。
野球だったら、ランナー2人出たら、逆転3ランという期待もあるんだけど。
逆に、死闘の限りを尽くしても、0-0ということもあって、これも素人から見ると、一体この90分は何だったんだ、っていう気がします。選手だって、徒労感が大きいだろうし。
もっと、頑張ったことが点につながりやすいようにできないんですかね。

ゴールをもっと大きくするとか?
ピッチをもっと小さくするとか?

あと、点の入りにくさに加えて、サッカーというのは、野球に比べると、攻防の多彩さがないという気もするんですね。
送りバントだとか、盗塁だとか、逆に守っている方からすれば、ゴロを打たせてゲッツーだとか。

そういうの、サッカーにもきっとあるのかもしれないけど、それがわからなくて見ている素人には、やっぱりサッカーは、ボールをまわしながら行ったりきたりしているだけのように見えてしまうのでありました。

それはともかく、今回の日本代表は残念ながら惨敗に終わりました。
川口選手の、再三にわたる好守はすばらしかったし、ブラジル戦での玉田選手の先制点は、ほんとうにいい夢を一瞬でも見せてくれたと思いますが、やっぱり、初戦、オーストラリア戦での、10分で3失点がすべてだったように思います。
あれがなくて逃げ切っていたら。
1勝1分1敗。
いや、クロアチア戦にも勝てたかもしれない。そんな気がします。
監督の采配や選手の戦いぶりを論評する資格はありませんが、ともかく、オシム監督のもとで望む次の南アフリカ大会(今回、暑さが初戦の敗因に挙げられていましたが、南アフリカではそれどころではない筈)に期待したいと思います。

韓国の予選リーグ敗退も残念でした。前回はベスト4だったのに。