naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

膝の痛みで2年ぶりの整形外科通い

1ヶ月半ほど前から、左の膝が痛むようになった。

ちょっと気になったので、先月末横浜に研修事務局で出張した際、近くの整形外科で診察を受けた。
レントゲンを撮ってもらい、「変形性膝関節症」との診断だった。
ただ、その病院には当然通えないので、とりあえず飲み薬と塗り薬をもらい、通える病院でちゃんと診てもらうように、と言われた。

以後、忙しさに追われて病院に行く機会を逸していたが、痛みが少し増してきて、階段の上り下りなどちょっと辛くなってきたので、とうとう昨27日、行きつけの日本橋のN整形外科に行った。

ここでもレントゲンを撮ってもらっての診断は、「年齢からくるものですね」(笑)。
年齢と体重らしい。
痛む左膝の関節の内側は、右に比べると上下の骨の間隔が短くなっているという。
加齢によって、こういうことはあるそうで、基本的にはまだ症状は軽いとのこと。
ただ、膝内側の靱帯が痛むのは、こうした場合の典型的な初期症状なので、今後望まれる努力としては、膝の上の股の筋肉を鍛えて、膝への負担を軽減すること。
「今くらいはまだいいが、これ以上太らないように」(爆)とも言われてしまった。

どこでも簡単にできる筋トレのやり方を教わった。
膝に直接の負担がかからないような運動としては、プールで歩くのが一番。自転車こぎもいいそうだ。

当面の治療としては、飲み薬と電気治療。
しばらくここの整形外科に通うことになる。

飲み薬と湿布をもらったが、どちらも強い作用があるようで、とたんに痛みが引いた。
すごいものだ。

右でなく左膝に痛みが出たことには心当たりがある。
通勤にはもう20年以上ショルダーバッグを使っているが、これは一貫して左肩にかけてきた。
それから、ここ10年、毎週日曜日のオケ練の往復には、楽器は左肩にぶらさげて通ってきた。
やはり、長年、左足に重さの負担が蓄積されてきていたのだろう。

早速、通勤の際には右肩にバッグをかつぐことにした。
楽器も、先週の練習からは右肩にかついだり、右手でぶらさげたりしている。

歳が歳だから仕方がないのかなあ、という感じだ。

健康診断では、毎回肥満度と肝機能の数字を指摘されているが、基本的には病気はしない方だ。
それでも、この整形外科系の症状とは長いつきあいである。そして、そのたびに、このN整形外科に通っている。

最初は、35歳の夏、ぎっくり腰をやったことに始まる。
この時は本当にびっくりした。家の近くの病院に駆け込んだ。いや、駆け込むことなどできない状態で、そろそろとたどりついた。
「とうとう自分にも持病というものができたのか」という思いを持った。
以後、腰は、定期的に、1~2年に1回くらいひどい症状が出る。
今回診察を受けた、N整形外科にも何度か世話になり、牽引治療を受けたり、コルセットを作ってもらったりした。
腰は、ある程度心得ができてくると、「そろそろくるな」というのがわかるようになる。まあ、つきあい方はおぼえたという感じだ。

次に、40歳の頃だったか、今度は首の症状が出た。
「頸肩腕症候群」といって、首の骨に発して、肩や背中、腕が痛むというものだ。
これは、疲れがたまると出る。それもわかってきた。
この症状でもN整形外科に何度か通った。首の牽引や電気治療。
直前では、2年前に1ヶ月くらい通った。

そして、2年ぶりに、第3の症状として今度は膝で来たという次第。

腰も首も膝も、基本的には加齢による故障。背景としては、肥満による上体の重さがあるということだ。
内臓系の病気などに比べれば、深刻なショックはないが、やっぱり50代という歳を思い知らされる。

ともかく、なるべく重いものは持たないように気をつけなければ。
膝をかばって動く内に、腰とか反対の右足に負担がかかりがちだ。
気をつけたい。