naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

新浦安呑み処~アトレ「じゅうじゅ」

グループ会社からの出向で、職場の仲間が増えた。
24日(火)は、終業後、支店でささやかな歓迎会。

これを終えて、銀座山野楽器へ急ぎ、小田(和正)さんの新譜、「ダイジョウブ」を購入したのは、前項の通り。

山野楽器に寄った後の通常ルートで、銀座一丁目から有楽町線、新木場から京葉線と乗り換え。

どこかに寄って、「一人二次会」をと考えた。
さて京葉線沿線のどこで下りようか。

考えて、新浦安で下車。裏側の改札から出て、「じゅうじゅ」へ。

この店のことは、ずいぶん以前に書いた。
  http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/20457697.html

以前は、オケ練前の昼食によく入っていた店だ。
それが、日曜昼間の営業をやめてしまったのだ。
この店に入るのは、前に書いて以来だから、もう1年以上ぶりになる。

入るに際して、ちょっとしたことがあった。

最初、店の前にきたら、店頭に置かれているメニューをめくって見ている男性がいる。
まあ、私と同じくらいの年頃のおじさんだ。
どうするのかな、と思って見ていたら、一旦その場所を離れて、家族亭がある方へ歩いて行った。
何だ、入らないのか、と思って、私は店に入った。店員が何名様ですか、と聞く。
一人だというと、カウンターに、と誘導された。

店の中は全然変わっていない。それがとても嬉しかった。
以前、日曜の昼食の時も、このカウンターに毎回座っていた。

そうしたら、さっきのおじさんが、私のすぐ後を追いかけるように入店してきて、同じカウンターの3つ右の席に座った。
あれ、やめたんじゃなかったのかよ、ずいぶんすばやい方針変更だなと思ったのだが、それだけではない、先に座った私よりも素早く生ビールと料理を注文したのだった。
え、どーでもいいじゃないか? はい、そうですけど。

まあ、それはともかく。
この店は、鉄板焼きがメインの店だ。
カウンターの前に大きな鉄板があって、そこで調理するのが見える。

厨房が別室で見えない、というのでなく、目の前で調理の一部始終が見えるというのは、楽しいものだ。
東海林さだお氏も「丸かじり」シリーズのエッセイに書いていたが、ラーメン屋の多くがそうだ。
それから、広島駅の駅ビルにいくつも軒を連ねている、お好み焼きの店もそうだ。

自分が注文したものが、目の前で作られていくのを見るのは嬉しい。
東海林さだお氏のそのエッセイで、店主がことさら念入りに作ってくれていると思っていた「ボクのチャーハン」ができあがり、こっちにくるかと思ったら、別の客に出された時の落胆、というのを書かれていた。大受けした。

鉄板の前には、立派な体格の若い男性。
海老だとか、キャベツだとか、イカだとかを、次々に焼いている。
その奥で、菊地凛子に似た女性が働いている。

馬刺し、地鶏ももの塩焼きなどを食べた。
どれもとてもおいしかった。満足して出た。

久しぶりのじゅうじゅ、嬉しかった。
日曜のランチ、再開してくれないかなあ。