今日18日(土)は、12月の市民演奏会(イタリアオペラ名曲集)に向けての、オペラ勉強会。
2回予定されている、第1回である。
実家の父の定期通院につきそった後、東京に足を伸ばし、新浦安に戻って、会場のWave101の小ホールへ。
今日は、15時から、月例のご近所アンサンブルの練習があったのだが、やはりこの勉強会を優先したい。
アンサンブルのメンバーには、事情を説明して、欠席の了解をもらった。
アンサンブルのメンバーには、事情を説明して、欠席の了解をもらった。
小ホールには、30人を超える団員が集まった。まじめだな、うちのオケ。
冒頭、Y先生から挨拶があり、先生は、別会場で行われている合唱の練習の指導のため、中座された。
その間、まず、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」のDVDを全曲観る。
プレートル指揮、ミラノ・スカラ座の演奏による、映画形式の映像だ。
映像は、ステージ奥のスクリーンに投影される。
81年の制作だそうだが、トゥリッドゥ役のドミンゴが、若い若い。
私は、オペラの映像は、歌劇場でのライブに限ると思っていて、映画形式のものは敬遠しているのだが、ゼフィレッリの演出のこの映像は、やはりリアリティにすぐれ、引き込まれて観た。
観ている途中で、またしても地震。大した揺れではなく、「あれ、地震?」という感じで終わった。
プレートル指揮、ミラノ・スカラ座の演奏による、映画形式の映像だ。
映像は、ステージ奥のスクリーンに投影される。
81年の制作だそうだが、トゥリッドゥ役のドミンゴが、若い若い。
私は、オペラの映像は、歌劇場でのライブに限ると思っていて、映画形式のものは敬遠しているのだが、ゼフィレッリの演出のこの映像は、やはりリアリティにすぐれ、引き込まれて観た。
観ている途中で、またしても地震。大した揺れではなく、「あれ、地震?」という感じで終わった。
休憩をはさんで、今度は、プッチーニの「蝶々夫人」の1幕。
これは、実演の映像のようだったが、演奏家は知らない人だった。
しかし、合唱も含めてすべての歌手が外国人。その外国人がチョンマゲのかつらをかぶっていたり、振り袖やらの着物を着ているというのは、どうにも可笑しくてならない。
つい画面から目をそらしながら、下を向いて音だけ聴いていたら、いつの間にか寝てしまった(笑)。
これは、実演の映像のようだったが、演奏家は知らない人だった。
しかし、合唱も含めてすべての歌手が外国人。その外国人がチョンマゲのかつらをかぶっていたり、振り袖やらの着物を着ているというのは、どうにも可笑しくてならない。
つい画面から目をそらしながら、下を向いて音だけ聴いていたら、いつの間にか寝てしまった(笑)。
ここでY先生が合唱の練習から戻られ、ステージ上に座られてのレクチャーとなった。
第1回の今日は、プッチーニがテーマ。
「ヴェルディとプッチーニ、どっちが演奏していて面白い?」と、Y先生からの問いかけ。
私はヴェルディに手を挙げた。
聴く立場からは、昔からヴェルディの方が好きだったということもあるし、弾く立場としては、声楽とのアンサンブルが楽しいからだ。
Y先生の解説では、オーケストレーションの面で、歌を知り尽くし、一歩上を行っているのはヴェルディ。
しかし、それだけに、ヴェルディは、例えば弦の内声は刻みばかりになる。
一方、プッチーニは、オケで語り、表現しようとする姿勢なので、例えばヴィオラにもメロディをあてがう。そこが弾き甲斐があるとのお話。
私としては、その刻みをやりながら、他パートや声楽と合わせるのが楽しい、という気持ちなので、ちょっと見解が異なるところだ。
何しろ、ウインナワルツの刻みに、ヴィオラ弾きとしての醍醐味を感じている私なので。
私はヴェルディに手を挙げた。
聴く立場からは、昔からヴェルディの方が好きだったということもあるし、弾く立場としては、声楽とのアンサンブルが楽しいからだ。
Y先生の解説では、オーケストレーションの面で、歌を知り尽くし、一歩上を行っているのはヴェルディ。
しかし、それだけに、ヴェルディは、例えば弦の内声は刻みばかりになる。
一方、プッチーニは、オケで語り、表現しようとする姿勢なので、例えばヴィオラにもメロディをあてがう。そこが弾き甲斐があるとのお話。
私としては、その刻みをやりながら、他パートや声楽と合わせるのが楽しい、という気持ちなので、ちょっと見解が異なるところだ。
何しろ、ウインナワルツの刻みに、ヴィオラ弾きとしての醍醐味を感じている私なので。
しかし、もちろん、Y先生の講義はとてもためになった。
プッチーニという人が、細かいテンポ指定をし、またスコアにト書きも綿密に書き込み(緞帳の上げ下げのタイミングまで指示しているのだそうだ)、オペラを効果的に聴かせるための工夫に意を尽くしているということが、よくわかった。
プッチーニという人が、細かいテンポ指定をし、またスコアにト書きも綿密に書き込み(緞帳の上げ下げのタイミングまで指示しているのだそうだ)、オペラを効果的に聴かせるための工夫に意を尽くしているということが、よくわかった。
プッチーニの細かい書き方のサンプルとして、「ボエーム」の一部のスコアのコピーが配られ、音の使い方、ト書きの書き方など、詳細に解説された上で、その部分の音を聴いた。
プッチーニの音楽についての理解が深まる、貴重な勉強会だった。
プッチーニを演奏するに際しての注意として、「歌を聴き過ぎないこと」が挙げられた。
歌は延び加減になるものなので、それを聴いて合わせようとすると、延びる悪循環になってしまうのだそうだ。延びそうなところを、指揮者とオケで「まいて」いくことも必要だとのことだった。
歌は延び加減になるものなので、それを聴いて合わせようとすると、延びる悪循環になってしまうのだそうだ。延びそうなところを、指揮者とオケで「まいて」いくことも必要だとのことだった。
歌との合わせ方は、明日の初めての合唱合わせを皮切りに、経験しながら身につけることになるだろう。
そんなことで、何か、きちんと締まった感じがしないままに終わった、今日の勉強会だった。
終了後は、有志で合唱関係者との飲み会が行われるとのことだったが、こちらは遠慮した。
終了後は、有志で合唱関係者との飲み会が行われるとのことだったが、こちらは遠慮した。