その1。
報じられるところでは、杉山氏は、協会を直接批判する発言をしてはいないという。
「相撲評論家」「相撲ジャーナリスト」の肩書きでテレビに出ている人は、記者クラブ会友としての取材証を持たせられない、という理由も挙げられているが、これはいかにもこじつけだ。
それにしても、北の湖理事長が現役力士だった頃から、NHKの相撲放送の中核を担うアナウンサーの一人だった杉山氏は、相撲人気を高めるための貢献、多大なものがあったと思う。
私個人は、杉山氏の実況はあまり好きではなかったが、相撲協会から見たら、恩人の一人であることは間違いない。
私個人は、杉山氏の実況はあまり好きではなかったが、相撲協会から見たら、恩人の一人であることは間違いない。
自分のいる団体に対して、批判的な発言をした(いや、してはおらず、ただうなずいただけだというのだが)だけで、こういうことをするというのは、あまりにも子供っぽい。
その2。
午後飛び込んできた、安倍首相辞意のニュース。
これもわからない。
どれをとっても、何故、今日のタイミングで辞意表明しなければならないのか、まったく説明がつかない。
北の湖理事長と杉山氏の件。そして安倍首相の件。
いずれにも共通するのは、報じられている情報の限りで言えば、「理解しづらいこと」「説明がつかないこと」である点だ。
とすると、それ以外に、「何かの事情がある」ということなのだろう。
どっちの問題も。
どっちの問題も。