naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

気が早いじゃないか

今日から10月。

にわかに肌寒くなってきて、暦と気候が一致してきた。

会社においては、下半期の始まりだ。

ところで、今日、会社帰りに、サンクスに寄った。
レジのそばのラックに入れられているパンフレットを見たら・・・。

  クリスマスケーキ
  お歳暮
  年賀状印刷

10月に入ったばかりなのに、ほんとに気が早いなあ。

まあ、先方は商売だから仕方がないかもしれないが、くれぐれも、これに合わせて、まだ10月に入ったばかりなのに、「お歳暮どうしよう」とか、「年賀状のデザインどうしようかな」とか、考えるのはやめたい。

それは、何か、人間としての感覚がおかしくなるような気がするからだ。

年賀状の印刷なんかは、歳末のあわただしい時期に入ってから、「印刷、頼まなきゃ」とあせりつつ、時期を逸し加減に注文するのが正しいあり方だと思う。

話はまったく飛ぶが、「駅弁のヒモをいつ解くか問題」というのがある。
これは、東海林さだお氏の持論であり、確か椎名誠氏も同趣旨のことを書いておられたと思う。

駅弁は、景色が「郊外」のものになってから、開いて食べるべきものである、と。
例えば、東海道新幹線に東京から乗るのであれば、少なくとも、新横浜を過ぎる前に手をつけてはならない。
車窓に、ゴミゴミとしたビルや建物が見えている間はだめ。
まして、たまにいる、乗車するなり駅弁を食べ始め、発車する前に食べ終わるなどは、もっての他、と。
(必ずいるね、こういう人)

私もまったく同感なのである。

話は飛んだようだが、そうではない。
つい2、3日前まで、暑い、暑いと言っていた人間が、この10月早々の時期に、コンビニで見かけた、お歳暮や年賀状のパンフレットを手にとり、持ち帰って検討を始める、というのは、「してはならぬこと」であると思うのである。