11日(金)の朝日新聞朝刊、千葉地方版に、「浜野駅、快速停車可能に」という見出しの記事が載った。
千葉市は、02年から、浜野駅への快速停車の要望をJR側に出していたそうだ。
昭和30年代から40年代にかけては、このあたりの国鉄は、「電化」と「複線化」を進める歴史であった。
複線化については、君津までで止まっていて、今もってそこから先は単線である。
「快速電車」については、ちょっと思い出がある。
それまでは、特急とか準急とか急行はあったが、「快速」というのはなかった。
それまでは、特急とか準急とか急行はあったが、「快速」というのはなかった。
中学校の時、何年生だったか忘れたが、英語の授業の時だった。
英語の担当のNという先生が、授業の途中で、「君たち、今日から快速電車というものが、この木更津まで走ってくるようになったのを知っているか」と突然話し始めた。
英語の担当のNという先生が、授業の途中で、「君たち、今日から快速電車というものが、この木更津まで走ってくるようになったのを知っているか」と突然話し始めた。
そして、
「もう少しすると、そこの線路を快速電車が通るんだが、見てみたいかい」
というのだ。
電車に興味があろうとなかろうと、授業が中断されることに否やのあろうはずがない。
「見たいです、見たいです」という話になって、みんなで窓際までぞろぞろと集まって、快速電車の通過を見たのだった。
さて、朝刊のニュースに話は戻る。
快速が浜野駅に停車する、というのは、近隣の人にとっては朗報だろう。
快速が浜野駅に停車する、というのは、近隣の人にとっては朗報だろう。
しかし、その場合、こういうことになるのだ。
○=快速停車 ×=快速通過
○=快速停車 ×=快速通過
当初 現在 予定
千 葉 ○ ○ ○
本千葉 × × ×
蘇 我 × ○ ○
浜 野 × × ○
八幡宿 × ○ ○
五 井 ○ ○ ○
姉ヶ崎 × ○ ○
長 浦 × ○ ○
袖ヶ浦 × ○ ○
巌 根 × × ×
木更津 ○ ○ ○
千 葉 ○ ○ ○
本千葉 × × ×
蘇 我 × ○ ○
浜 野 × × ○
八幡宿 × ○ ○
五 井 ○ ○ ○
姉ヶ崎 × ○ ○
長 浦 × ○ ○
袖ヶ浦 × ○ ○
巌 根 × × ×
木更津 ○ ○ ○
一番最初に快速電車が運転を始めた時、千葉を出ると、次は五井に停まり、次が木更津であった。
つまり、千葉=木更津間の快速電車の停車駅は、五井だけだったのだ。
まさに「快速」の名にふさわしかった。
つまり、千葉=木更津間の快速電車の停車駅は、五井だけだったのだ。
まさに「快速」の名にふさわしかった。
それが、姉ヶ崎に停まるようになり、八幡宿に停まるようになり(順番は忘れたが)、どんどん停車駅が増えていった。
現時点でさえ、快速が停車しない駅は3つしかないのだが、それが来年からは、2つになる見込みだということになる。