naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

速い方が好き(あ、前記事と矛盾する話じゃないですよ)

先日、「提示部のリピートをする演奏が好き」という記事を書いた。
  ※その過去記事
     http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/53664429.html

今日はテンポの話。

今日、移動の間に、バーンスタインウィーン・フィルの「ハフナー」を、久しぶりに聴いていて、4楽章が始まって、「速え~!」と思った。

で、「自分は、テンポの遅い演奏よりは、速い演奏の方を好む」ことを、改めて自覚した。

リアルのnaokichiをご存知の方には、あるいは意外かもしれない。
スポーツが苦手のデブ。おそらく「どんくさい」イメージだろうから。

しかし、学生時代から、テンポの速い演奏が好きだった。
だから、カルロス・クライバーの演奏は、基本的にどれも好きだ。

まあもちろん、一概には言えない。

曲にもよるし、また、同じ曲でも、遅い演奏の方が、味わい深いこともある。
例えば、ジュリーニウィーン・フィルを振った、ブラームス交響曲全集などは、異常とも言えるくらいにテンポが遅いが、そのテンポでなければ、出てこない味もあると感じる。

また、バーンスタインの晩年様式とも言うべき、チャイコフスキーの「悲愴」、ドヴォルザークの「新世界」、シベリウスの2番などは、他に類のない世界を築いていると思う。

70年代以降のベームの、基本的に遅めの演奏を、今でも好んで聴いてもいる。

しかし、基本的な好みとして、「速い」「遅い」どっちが好きか? と言われれば、私は「速い」方が好きだ。

あ、でも、これはあくまで「聴く」時の話ね(爆)。
自分が弾く場合は、全然別。

だって、好みも何も、弾けなきゃね。

今やってるベト8の終楽章あたりだと、聴いてる分には、スピード感あふれる爽快な演奏は好きだけど、自分でやるんだったら、そんなテンポの遙か手前に限界(笑)があるわけで・・・。

あ、やっぱりここで、どんくささの話になってしまった・・・。

ということで、あくまで聴く時の話です。

皆さんは、どっちがお好きですか?