今日はオケ練が午前で終わったので、帰宅して名古屋国際女子マラソンを観ることができた。
帰宅したのは13時頃だったと思う。
ゆうべ不調だったテレビは、幸いにもちゃんと映り、先頭集団が画面にあらわれた。
あれ?
Qちゃん、どこだ?
いない? まさか・・・。
Qちゃん、どこだ?
いない? まさか・・・。
ほんとにまさかと思ったが、その時点で、高橋尚子選手は脱落していたのだった。
第2中継車が高橋選手をとらえる。
完走できるのか? と思うような走りだった。
完走できるのか? と思うような走りだった。
そして。
27位の惨敗。放送時間内にゴールすることもできなかった。
27位の惨敗。放送時間内にゴールすることもできなかった。
レース後の会見での話によると、昨年8月に膝の手術をしていたという。
・・・どんな思いだったんだろう、Qちゃん。
レースに臨む前。
手術のことを公表するのか、しないのか。
手術後半年余りで、このレースに出るのか、出ないのか。
手術のことを公表するのか、しないのか。
手術後半年余りで、このレースに出るのか、出ないのか。
言いたいこと。
言えないこと。
言えないこと。
いっぱいあったんだろうなあ・・・。
しかしおそらく、今日、スタートラインに立った時点で、多分無理だ、と思っていたのではないだろうか。
・・・どんな思いで走り始め、どんな思いで走り、どんな思いでゴールに到達したんだろう。
トラックに戻ってきて、日本女子陸上初の金メダルに向かって走る彼女に、「がんばれー!がんばれー!」と、私は声に出していた。
そして翌年、世界で初めて2時間20分を切ったベルリンマラソン。
「あきらめなければ夢はかなう」と彼女は言った。
夢はかなわない。もはやそれが明らかな状況だった。
しかし、それでもゴールをめざして走ったのは、何だったのだろうか。
夢はかなわない。もはやそれが明らかな状況だった。
しかし、それでもゴールをめざして走ったのは、何だったのだろうか。
手術からこれだけ短期でレースに出るのは通常無謀だというコメントも、夜のスポーツニュースで聞かれた。
やっぱりそもそも無理だったのか。
やっぱりそもそも無理だったのか。
全国民に愛されてきたQちゃん。
これまで、彼女の走りから多くの感動や元気をもらった日本国民が、今日のレースに関しては、彼女に力を与えてゴールさせた。
たぶん、そういうことではなかっただろうか。
これまで、彼女の走りから多くの感動や元気をもらった日本国民が、今日のレースに関しては、彼女に力を与えてゴールさせた。
たぶん、そういうことではなかっただろうか。
いつものように快活だった、レース後の会見。
でも、本心は違うんだろうな、きっと。
今、夜になって、悔しいとか、敗北感とか、そんな単純な言葉ではあらわせないもので、きっと高橋尚子の心の中はいっぱいなんだろう。
でも、本心は違うんだろうな、きっと。
今、夜になって、悔しいとか、敗北感とか、そんな単純な言葉ではあらわせないもので、きっと高橋尚子の心の中はいっぱいなんだろう。
・・・高橋尚子は、この次に何を見せてくれるんだろうか。
何かを見せてくれるはずだ、と私は思っている。
それは、何かのレースの優勝ではないかもしれないが、高橋尚子が高橋尚子である限り、きっと次に何かを見せてくれる。そう思う。
何かを見せてくれるはずだ、と私は思っている。
それは、何かのレースの優勝ではないかもしれないが、高橋尚子が高橋尚子である限り、きっと次に何かを見せてくれる。そう思う。
Qちゃん!