５月場所初日

個人的には、１年の内で、一番好きなのは５月場所。

理由。

国技館に観に行く場合の話。

１月、５月、９月。
やっぱり一番気持ちのいい季節というと、新緑の５月だから。

暑さがひき始めた９月も、一般的には気持ちのいい季節ではあるけど、私にとってはこれから寒くなっていく時期だし。

さて初日の今日。

意外にも、と言っては申し訳ないが、４大関が、それぞれにいい相撲で揃って勝った。

特に琴欧洲。

師匠の指導で、下半身の構えを作り直したと、新聞記事で読んだが、そういう相撲だった。

白鵬も朝赤龍をさばいた後、唯一の波乱が結びに待っていた。

場所前稽古の報道では、番数上がらず物足りない白鵬に対して、いつになく稽古量が多い朝青龍とのことだったが、それがこうなるのだから、相撲はわからない。

稀勢の里がよかった面はあるにせよ、今日の朝青龍は、まったく踏み込めなかった。張っていった効果もまったくなく、何も攻め手をつかめぬまま、後ろにさがるだけの相撲。
どうしたことか。