前の前の記事で、古い通貨のことを書いた。
妻の親戚宅の額には、写真でおわかりの通り、記念硬貨の類もあった。
父が地元の信用金庫に勤めていて、その1,000円硬貨を持って帰ってきた。あれって、まだ実家にあるのかな。
その日、私は、銀行でその記念硬貨を引き換えて、鞄の中に持っていた。
帰りに、某駅から自宅まで、タクシーに乗った。たぶん飲んでたんだな。ふだんのように最寄り駅から歩いて帰るのがめんどくさかったのだと思う。
で、マンションの前に着いて支払い、という段になって、どういう手違い、勘違いか、財布の中に、払えるだけの金を持っていないことが判明した。
で、運転手さんに、「あの、これ、今度出たばかりの記念硬貨なんですけど、これでいいですか?」と言って、受け取ってもらったのだった。
運転手さんも、困惑した様子ではあったが、貴重な記念硬貨が手に入るということで、結構嬉しそうだった。
運転手さんも、困惑した様子ではあったが、貴重な記念硬貨が手に入るということで、結構嬉しそうだった。
そんなことがあったなあ。