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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~「アンサンブル・トータス」初練習

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  浦安市文化会館裏の桜は、満開までもう2、3日?



今日4日(土)午後は、浦安オケの新しいアンサンブル、「アンサンブル・トータス」の初練習。

これは、団内指揮者のK氏の呼びかけによるもので、集まれる人が集まって、「展覧会の絵」を、のんびり練習しよう、というものだ。

「トータス(亀)」という名前は、「ゆっくり練習しよう」という趣旨からつけられたものらしい。

日曜日の、公式のオケ練と別の、自主参加の「補講」(笑)?

4月の毎週土曜日、午後に練習が行われる予定で、今日がその第1回。

土曜日は、他の用事が入ることもあるので、毎回は無理だが、なるべく参加しようと思う。

浦安市文化会館のリハーサル室に集まったのは、ファーストヴァイオリン2、セカンドヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ3、そしてK氏の計8人。

今日は、管の参加がなかった。

今日練習したのは、以下。

  グノーム
  チュイルリー
  殻をつけたひなどりのバレエ
  リモージュ
  鶏の足の上の小屋

自主参加の練習だし、少人数でもあるので、ふだんの合奏や分奏ではできないやり方での指導。

ふだんの分奏程度の人数でも、あるパートだけに稽古をつけると、その間、他のパートは待つことになる。
この制約は案外大きい。

しかし、今日くらいの人数だと、そういう感じにならないように感じた。

速くて細かい音符は、極度にゆっくりゆっくりしたテンポで、何度も何度も繰り返す。
装飾音ははずして、根幹の音符だけでさらう。
ピッツィカートのところを、アルコで弾いて、音程を確認する。
本来刻むところを刻まず、音の動きを確認する。

等々。

個人練習、パート練習に近い内容だった。

まさに、「トータス」。

ふだんの合奏で、何となく弾けているつもりでいて、実は弾けていないところがたくさんあるとよくわかる。
いかにいつもいい加減かということだ(汗)。

そして、上記のように、ふだんできない方法での練習を、ゆっくり何度も繰り返すことで、だんだん弾けるようになっていく。

こういうさらい方は、本来、個人でやるべきなのだろうし、パートでやるべきなのかもしれない。
しかし、現実には、なかなか難しいところもある。

だから、このような場を設定してもらえるのは、大変助かる。

あるメンバーが、いみじくもこういうことを言われていた。
「オケの中でまざって弾いていると、ちゃんと弾けてるかわからないし、一人で練習してると、ちゃんと弾けてるかわからない・・・」。

まさにそうなんだよね。

そういうところがある「展覧会の絵」を、集まった7人だけでやっていくと、この7人だけにしかわからないようなプロセスでレベルアップしていく。

次回、別のメンバーで集まれば、同じ曲をやっても、また違ったやり方の練習になるのだろう。

初めてのこういう形態の練習、とても意義があった。

今日集まったメンバーには、得難い時間だったのではないだろうか。

参加してよかったなあ。

手前味噌だが、今日集まった人はえらい!

と言いつつ、来週とその次は、別のアンサンブルの集まりがあるので、ちょっと出られないんだけど・・・。
また、その後の練習にはできれば出たい。

※練習往復の音楽
    モーツァルト 弦楽四重奏曲 第17番「狩」、第15番、第16番、第18番、第19番「不協和音」
       アルバン・ベルク四重奏団(テルデック盤)
    バッハ ブランデンブルク協奏曲第1番
       ブリテン=イギリス室内管