豊真将が初日から連勝。とったまわしを切られたが、よく前に出て若荒雄を押し出し。
千代大海は、時間いっぱいから、腰を下ろすのをちょっと躊躇した。気持ちに迷いがあるか、と思ったら、果たして立ち合い左に動いて墓穴。とっさのことだったのだろう。稀勢の里は動じずに、突きで持っていった。
花道を下がってから、千代大海が苦笑いしているのが映ったが、悔しくないのだろうか。
花道を下がってから、千代大海が苦笑いしているのが映ったが、悔しくないのだろうか。
魁皇は、琴奨菊の左を抱えた右一本で、強引な寄り。この形になるとやはり強い。昨日とは別人だ。
魁皇は、これで通算951勝、北の湖に並んだ。大したものと言うべきなのだろうが、大関に長くとどまっていることで到達できた記録ではある。横綱に上がっていたら、とうに引退に追い込まれていただろうから。
魁皇は、これで通算951勝、北の湖に並んだ。大したものと言うべきなのだろうが、大関に長くとどまっていることで到達できた記録ではある。横綱に上がっていたら、とうに引退に追い込まれていただろうから。
豪栄道が、立ち合い左に動いたが、白鵬は、相手をよく見てはたきでさばいた。懐の深さが生きた。がちっとつかまえての相撲にはならなかったが、地力の差を見せつけた一番。しかし、豪栄道の変化もいただけない。こういう相撲はとってほしくない。