naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

歩行者にはねられた私

今日14日(金)、上司と一緒に外出した時のこと。

昭和通りを右に見る歩道を、南に向かって歩いていた。

歩道が切れたところを渡ろうとした。

右が昭和通りなので、T字路の形。
「┫」という形を、「↑」向きに直進しようとした。

私は、会社の安全教育もあり、横断時には左右の指差し確認をする。

まず、右側、昭和通りの方を見て、車が来ないかな、と確認し、今度は左を、と思ったとたん、その左の方から歩行者がかなりのスピードで迫ってきていた。

気がついた時には遅く、よける間もなく、その歩行者が激突してきた。

近くの歩行者とちょっとぶつかることは、たまにあるが、せいぜいよろける程度で済むものだ。

しかし、今日のこの時は、文字通り、「歩行者にはねられた」感じだった。

右方向に突き飛ばされるような形で、路上に転倒した。

左肩にかけていたショルダーバッグが、倒れた身体の右側に落ちたから、相当な勢いだった。

痛いとか、何すんだよー、とかよりも、とにかくびっくりしちゃった。

ぶつかってきた、眼鏡のサラリーマン風の男も、びっくりしたようだ。
彼は、スマホをいじっていたわけでもなければ、イヤホンをしていたわけでもない。
何を一体そんなに前も見ずに飛び出してきたのか・・・?

お互いびっくりしながら、私は立ち上がり、彼は、すみませんすみませんと謝り、大丈夫ですか、と言われて、大丈夫です大丈夫ですと答え、そのままそれぞれの方向に歩いて行った。

一緒に歩いていた上司は難を免れたが、脇を歩いていた私がふっとばされたのを見て、やはりびっくりしていた。

そう、みんなびっくりしてたんだよね。

思ってみれば、こういう事故の時は、相手の連絡先くらいは聞いてから別れるべきなんだよね。
後で何か後遺症が出るかもしれないわけだし。

しかし、上司ともども、あーびっくりした、って感じで、そのまま歩いて行ってしまったのだった。

転倒した右半身は、幸い大した痛みもないまま現在に至っている。このままだといいけど。