naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

小澤さん骨折でオペラ降板

小澤(征爾)さんが、転倒して腰の骨を折り、今月下旬に予定されていた、松本のフェスティバルでのオペラ公演(ベルリオーズ「ベアトリスとベネディクト」)を降板するとの報道があった。

最近も、海外での公演を風邪や発熱でキャンセルしていたと報じられていたので、フェスティバルは大丈夫かと案じていたが、この時期に骨折とは何とも間の悪いことだ。

フェスティバルは、今年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」と呼称が変わり、今年については、9月1日(火)が小澤さん80歳の誕生日にあたることから、バースデー・コンサートも行われることになっていた。

新たな出発、また節目の年のフェスティバルで、このようなことになって、誠に残念だと思うし、ご本人が一番無念の思いではないだろうか。

今のところ、そのバースデー・コンサートと、その後に行われるオーケストラコンサート(ブラームスの4番)は、予定通り指揮するとのことだ。

骨折が3週間の加療を要するとのことで、オペラは時期的に無理でも、これらのコンサートには間に合うという判断だろうか。

そうであっても、無理はしてほしくないと思う。

録音の分野では、今月後半には、水戸室内管とのベートーヴェンモーツァルトが相次いでリリースされる。

これらを楽しみに聴きたい。

順調な快癒を願うや切である。