谷津駅前。夕日傾く空。前日までに比べると、いくぶん暑さが緩んだ気がする。
浦安オケから、ヴァイオリンのYさんが練習初参加。セカンド・ヴァイオリンに座られた。
今回の練習は、副指揮者のK先生の指導で、ベートーヴェンの1番から。
4楽章から逆順に進められた。
3楽章が終わったところで休憩。その後、2楽章。
1楽章は、時間の関係で、冒頭部分のみで終わった。
改めて言うのも何だが、ベートーヴェンを弾くことには、独特の充実感がある。
この1番も、やっぱりやりがいのある曲だ。
再度休憩の後、ワーグナーの「リエンツィ」序曲。
この曲はねえ・・・(笑)。
ワーグナーの曲を、そうあれこれ弾いているわけではないが、どの曲にも感じるのは、「楽譜が真っ黒」。
「リエンツィ」もそうだ。
まあ、よくもこんなにたくさんの音符を書くもんだ。臨時記号も根気よく。
演奏していて、ワーグナーには、書いた楽譜に応えるオーケストラがいたんだろうな、とたびたび思った。
K先生は、いつも音程やハーモニーを重視した指導をされる。
この「リエンツィ」でも、「ワーグナーは、ダイナミックの幅が広いので、大きな音も出さなければならないが、一方でハーモニーの人でもある。ダイナミックがハーモニーを犠牲にしないように演奏したい」とのお話があった。
さて、練習終了後は、コンミスのTさんと久しぶりに飲んだ。実は、先週の練習後にお誘いをいただき、フッてしまったのだが、その後、メールで、来週は行きましょう、と約束していた。
Tさんが、マエストロK先生を誘って下さり、3人で浜町の通称KP、串っぽへ。
この店に来るのは、確か3回目。
先週、Tさんからお誘いをいただいたのは、先日、ここに書いた「もうひとつの雨やどり」の話がきっかけ。
さだ(まさし)ファン同士で、この問題について語り合いましょう、とのお話だった。
というわけで、K先生を前にして、しばし、さだ談義。
しかし、話の中で、K先生が、一度さださんのバックで演奏したことがあると判明。
その後、オケや音楽についても、あれやこれや語りながら、楽しい時間を過ごした。
リアルに顔見知りでありながら、何故か、お二人とも私のことを「naokichiさん」と呼ぶ。
途中、Tさんから、一生のトラウマである「マノン・レスコー」の話が突然出たのには、まいったけど(笑)。
話は尽きなかったが、途中で失礼することにした。
京成の大神宮下駅へ。時間も遅かったので、タクシーを拾おうとしたが、なかなか通りかからない。
それでも、何とかつかまえた1台に乗って、日付が変わる直前、無事帰宅。
Tさん、ありがとうございました。また近い内に行きましょう。
※さだ談義のネタ
「もうひとつの雨やどり」考
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/64955635.html
「親父の一番長い日Ⅱ」?~佐田詠夢さん結婚
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/64959428.html
「もうひとつの雨やどり」考
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/64955635.html
「親父の一番長い日Ⅱ」?~佐田詠夢さん結婚
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/64959428.html