今日8日(土)は、9月場所の前売開始日。
東京に住む姪(妹の長女)が、最近で言う「スー女」で、日頃熱心に相撲を観ているという。
舛ノ山がひいき力士だそうだ。
相撲好きの父、そして私の血が、姪に引き継がれたのだろうか。
それなら、伯父としても、一度国技館で一緒に生の相撲を観戦したい、とかねて思っていた。
これまでなかなかそういう機会を作れずにいたが、来る9月場所でいよいよ行ってみるか、ということになった。
9月場所の14日目にあたる26日(土)、母の七回忌、父の三回忌の法要を木更津の菩提寺で行う。
法要の後、両国へ行こう、というプランだ。
これは、妻の発案。「法事の後に相撲を観に行けば、相撲が好きだったお父さんも喜ぶのでは」と。
その父は、しばしば私や妹のために、前売前夜から国技館前に並んで、チケットをとってくれた。チケットぴあや、ネット購入などがなかった頃だ。
今は、自宅にいながらにして、チケットを予約することができる。便利になったものだ。
相撲協会のサイトでチケットの購入方法を確認し、発売開始の10:00を待つ。
心配だったのは、ここに来ての相撲人気の上昇。ほんの少し前、暴力問題、野球賭博事件、八百長問題などで、相撲が見向きもされなかったのが、嘘のような人気ぶりだ。
2、3年前であれば、チケットを買うことは造作もなかったが、先の7月場所も連日の満員御礼。
無事にチケットはとれるんだろうか。
10:00から、ネット予約を試みるかたわら、固定電話と携帯電話の2つを使って、電話予約の窓口を呼び出す。
はたして、ネットは「アクセスが集中しており、つながりにくくなっております」の表示。
電話も、「ただいま大変混み合っております」の音声。
ネットのリロードと、電話2つのリダイヤルを繰り返す。
幸いにも、10分ほどの内に、ネットの画面がつながり、先に進むことができるようになった。
そして、めでたくチケットを予約することができたのだった。
明日から発券できる。
よかったよかった。
姪との初めての相撲観戦。かつて自分を国技館に連れて行ってくれた亡き父に思いをはせながら、過ごしたい。