naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

来年春の定期演奏会メイン曲候補

一昨日、26日(日)の運営委員会で、来年の定期演奏会の選曲を話し合った。

前プロは、ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲に決まった。

中プロは、以前から、浦安市文化会館との共催演奏会ということで、地元ソリストを招いての、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番に決まっていた。

後は、メイン曲。

一昨日のところは、多数出された候補曲について、意見交換して、7曲に絞った。

その7曲について、指揮者の意見をうかがい、各パートの希望を確認して、来月の運営委員会で決定する予定。

候補曲7曲は、以下の通り。

   チャイコフスキー 交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」
   チャイコフスキー 交響曲第2番ハ短調「小ロシア」
   カリンニコフ 交響曲第1番ト短調
   シベリウス 交響曲第1番ホ短調
   ラフマニノフ 交響曲第1番ニ短調
   ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調
   エルガー 交響曲第1番変イ長調

正直、うーん、という感じだ。

ポピュラリティという点で、今ひとつ。コンチェルトがあるとは言え、メインとしては集客力に欠けるかな。

個人的には、弾いたことがあるのは、シベ1だけ。

チャイコフスキーの1番、2番については、今年2月に、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)のポピュラー・コンサートで、それぞれごく一部だけを弾いている。

カリンニコフ、ラフマニノフエルガーは、まったく弾いたことがないばかりか、カリンニコフとラフマニノフの1番は、曲自体ほとんど知らない。

とりあえず、昨28日(火)、銀座山野楽器に行って、カリンニコフとラフマニノフの2番とエルガーのスコアを買った。従前からの手持ちを併せると、買えなかったラフマニノフの1番を除く6曲のスコアが揃った。

うーん、この中で選ぶとしたら、どれだろう。

集客という点では、強いて、シベ1とラフ2だろうか。この2曲でも、そうポピュラーとは言えないが、他の5曲よりはましだろう。

弾いたことがない曲の中で、やってみたいな、と思う点では、ラフ2、エルガーというところか。

1曲となれば、結局、やっぱりシベ1になる。

大学オケで、1977年4月、4年生になったばかりの時に、津田塾大学弦楽合奏団、アンサンブル・フィオリータとの合同演奏会で演奏したが、もし来年春に演奏するとすれば、ちょうど40年ぶりということになる。

シベ1は、もう一度弾きたいと思っていた曲だし。

シベ1が通らない場合は、ラフ2、エルガー推しにまわることになりそうだ。

タコちゃんには、「迷わずにチャイコフスキーの1番にすれば?」って言われそうだけど。

<追記>

ラフマニノフの1番を除く6曲のスコアを、7月2日(土)、ざっと眺めてみた。

音符的に難しそうなのは、ラフ2とエルガー

ラフ2は、ヴィオラなのに、ト音記号で書かれている音符が結構多い。

エルガーは、3楽章に1プルト目2人でのソロがある他、4楽章には、逆に、「一番後ろのプルトだけ」と、それ以外のtuttiの2段書きになっている部分が多い。一番後ろだけ別のことを弾かせる音楽って、初めて見た!

あち、チャイコフスキーの2番の3楽章に、4小節だけだが、ソロがある。

ラフ2、エルガーは、ちょっと推しにくいな。

やっぱり、シベ1が最優先か。