naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

12月の演奏会に新たな曲目が追加

所属の浦安シティオーケストラは、12月6日(日)に希望者参加の形で行う演奏会に向けて、9月6日(日)から半年ぶりに練習を再開する。

 

これまでに決まっていた曲目は、
   チャイコフスキー 弦楽セレナーデハ長調
   ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」から第4楽章
で、この他、有志による小規模弦楽アンサンブルと金管アンサンブルが1組ずつ演奏すると聞いていた。

 

この演奏会について、13日(木)、インペクからメールが配信された。

 

昨年11月の定期演奏会で、ラフマニノフの2番のコンチェルトを弾いていただいた、桐榮哲也さんから、今回の演奏会に出演されたいとのお申し出があった、とのこと。

 

浦安市内在住で、昨年のご縁もあるソリストからのお話ということで、団としてお受けすることを決めた、との通知だった。

 

曲目は、ショパンの1番のコンチェルトの第1楽章。今回の参加メンバーでは、管がフル編成にならないからか、ピアノ六重奏版での演奏だという。

 

弦は、パート複数になっても良いらしく、希望者が募集されたので、参加することにした。今回の演奏会、ヴィオラは3人が参加するが、このショパンには2人が手を挙げた。

 

ショパンのピアノ・コンチェルトには、あまりなじみがない。プレリュードやソナタなど、ソロ曲には好きな曲が色々あるのだが、コンチェルトとなると、1番も2番も、ほとんど聴かない。

 

大学3年生の時、都はるみの「北の宿から」がヒットした折、大学オケの仲間の間で、この曲のメロディが、ショパンの1番のコンチェルトに似ている、という話題が出たことがあった。しかし、当時、私はこのコンチェルトを聴いたことがなかった。

 

なるほど、1楽章でピアノが弾くメロディが「あなた変わりはないですか」に似ている、と実感したのは、だいぶ後のことだった。社会人になってからだと思う。

 

調べてみたら、初めて買ったショパンのコンチェルトのレコードは、アルゲリッチロストロポーヴィチの2番。1981年のことだ。入社4年目。

 

1番となると、どうやらLPレコードでは1枚も持っていないようだ。ツィマーマン=ジュリーニCDを、1986年になって初めて買っている。

 

主要なピアノ・コンチェルトは、レコードでも実演でも色々聴いてきたのに、ショパンがほとんど手つかずで推移してきたのは何故なのか、自分でも不思議だ。

 

ショパンオーケストレーションが上手でない、という話を聞いて、何か偏見を持っていたのかもしれない。

 

ホ短調という調性のせいかもしれない、とも思った。ブラームスのシンフォニーの中で、4番だけは他の3曲に比べるとちょっと距離を感じたりするし。

 

いや、でも、チャイ5、新世界、シベ1は、ホ短調だけど好きでしょっちゅう聴いてるな。違うか。

 

ともかく、本番に向けて、曲を勉強しなければ。千葉そごうの山野楽器で、ペライアの盤を買ってきた。

 

スコアも持っていないので、近い内に買おう。六重奏版は入手が難しいだろうから、通常のコンチェルトのスコアだけでも。