naokichiオムニバス

69歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~初めての指導者の合奏

日 時 : 2017年1月15日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーM先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ワーグナーシベリウス(1・2楽章)、ブルッフ(1~3楽章)
弦人数 : 10・7・4・5・3
弓の毛 : 依然無事

今日はとても寒かったものの、いい天気だった。

新浦安駅に着く手前、京葉線の車窓から、幕張メッセがくっきり見えた。

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美浜中学校に向かって歩きながら、空を見上げれば、綿菓子のような雲がぽっかり。

今日のお昼頃は、こんな雲が、北から南に向かって、次々と流れていた。

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さて、本日の合奏指導は、初めてお迎えするM先生。

若い男性だが、それもそのはず、東京藝大の大学院生とのこと。


M先生の指導は、通し演奏をさせることなく、都度止めて返し練習を繰り返して、曲尾まで行く形だった。

ワーグナーが終わったところで休憩をとり、シベリウスの2番へ。

シベ2は、1楽章と2楽章を練習した。

1楽章冒頭、しばらく行ったところに出てくる、ヴァイオリンのユニゾン

ここで、M先生から突然、石川さゆりの名前が出た。
紅白歌合戦は、石川さゆりだけしか観ないんです」とおっしゃる。
歌だけでなく、女性としてお好きなようで、「あんなにいい女はいない」ともおっしゃっていた。

フィンランドと日本には、古くからのつながりがある、というお話から、シベリウスのこの音楽も、演歌的な要素がある、と。
(以前、札幌交響楽団シベリウスチクルスを聴いたが、とてもよかったのも、理由がある、とのこと)
だから、このヴァイオリンのユニゾンも、石川さゆりの「うなり」のように演奏してほしい、とのことだった。

「カラオケに行けば、必ず「天城越え」を歌う」と言われるM先生は、以後も、「そこは、さゆりで!」と、何度も指示された。

これまで、オケで色々な指導者に教わってきたが、「そう弾くと演歌になってしまう」と戒められることは、しばしばあったものの、具体的な歌手まで挙げて、演歌のテイストで演奏しろと言われたのは、初めてだ。

天城越え」は、私のレパートリーとかぶるんだな。しかも、石川さゆりだけでなく、坂本冬美も好きだとおっしゃるし。親近感をおぼえるべきなのか、警戒すべきなのか(笑)。

2楽章まで練習して、再度の休憩の後、ブルッフのヴァイオリン・コンチェルトの1番を、1楽章から3楽章まで練習した。

どの曲も、非常に論理的な指導で、常に納得しながら練習させていただいた。

また、ほとんどの者が初対面でありながら、石川さゆりの話などで、すぐに打ち解けることができたのも、嬉しいことだった。

今後、6月の本番に向けて、M先生には、合奏3回、弦分奏1回みていただく予定になっている。引き続きご指導いただき、レベルアップできればと思う。

練習終了後の帰り道、新浦安駅から西の空を望む。茜色に染まった雲が美しかった。

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帰りの京葉線車窓から、富士山が見えた。

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※練習往復に聴いた音楽
    ベートーヴェン 交響曲第4番
       小澤征爾=水戸室内管
    モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
       バレンボイム=イギリス室内管
    モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
       グールド=ジュスキント=CBC
    メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
    ブルッフ ヴィオラ管弦楽のためのロマンツェ、ヴァイオリン協奏曲第1番
       ヤンセン=シャイー=ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
    いきものがかり YELL、じょいふる、ありがとう、風が吹いている
    SMAP 25YEARS