14日(日)、妻と三月場所初日を観戦してきた。
一月場所を観に行く話もあったが、東京都の感染状況が深刻だったので見合わせた。本来大阪の三月場所が国技館開催となったため、同じく緊急事態宣言下ではあるものの、感染状況の良化もあり出かけることにした。
国技館での相撲観戦は、2015年九月場所14日目以来。この時は、妻と姪と3人での観戦だった。
(私自身は、2019年十一月場所12日目を福岡で観戦している)
久しぶりの両国駅。
改札を出ると、駅舎近くまで行列ができていて、「最後尾」のプラカードを持った係員が整理している。両国着が13:18だったので、まだ幕下の取組あたり。国技館からここまでの行列ができるものだろうか。もしかして何か別の行列なのかと思ったりしたが、結果、国技館だった。
入口に到達。
以前はここに、もぎり担当の親方衆が座るブースが3つくらいあったものだが、撤去されてしまっている。つまり、コロナ禍の対応として入場列を1列に制約するということなのだろう。その結果、行列が長くなって駅まで到達していたのだ。
長テーブルに置かれたアルコール液で消毒の後、国技館建物の入口から入場する。
ここがもぎり。取組表もここでもらう。
事前に調べておいた相撲グッズを買うために、売場に向かう。長い行列ができており、最後尾に並んだ。間隔を開けて並ぶ。
パンフレット、うちわ、クリアファイル、評判の国技館カレーなどを購入。
相撲博物館は休館中。やはり密を避けるためか。あそこは狭いから。
今は水飲み場になっているようだ。「水のみ可」とある。
売店へ。ここでは、タオルなどを購入。
ラジオの放送席が今は向正面の解説席同様箱型になっている。そこの換気用だろうか。
我々の席は、1階西方の枡。普段は2階の椅子席を買うのだが、今は1つの枡を2人で使う形でゆったりできるため、たまにはと枡席にした。
こういう形。前後に座れということだが、周囲を見るとそうやって座っている客はいない。前の座布団を後ろに動かして、背中側の手すりに寄りかかるようにして並んで観ている人ばかりだった。
やはりこの枡に4人というのはきついな。4人座って荷物を置いて、かつ普通であれば飲食物も並べなければならなかったりするわけだから。
座ったところで、十枚目の土俵入りが始まった。
さて、国技館に来て真っ先に探したのが「赤房下のお嬢さん」である。
赤房下のお嬢さん
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2021/01/19/225527
2場所前、十一月場所(国技館開催)から毎日赤房下に座っている女性には、興味をひかれている。ネット上でも評判になっているらしい。
「行ったらいるだろうか」というのはかねて我々の興味だった。
赤房下に目を走らせたが、いない。あれ? と思いつつ見渡すと、いました!
上の写真の右手、赤い服の観客の後ろにいるのが彼女だ。
向正面は向正面だが、もっと白房寄り。我々の席からだと、赤房白房の中間点くらいに見えたが、後にテレビ画面で観ると、白房下審判のすぐ上くらいの位置になる。
換気をしているので館内は寒い、と日本相撲協会のサイトで知っていたが、確かにひんやりする。寒くてどうしようもないというほどではないが。
2階席は間引き。1席置きに入れる形のようだ。
本日の取組表。
購入したタオル。
協会御挨拶。
協会御挨拶の後は、十両の取組が3番あるが、この間に、東の花道奥、その後西の花道奥から、柝の音が聞こえた。これには長年観戦してきて気づかなかったが、おそらく幕内土俵入りの集合をかけるとかの意味があるのだろう。
東方幕内土俵入り。
西方。
横綱土俵入り。場所直前、鶴竜が休場表明。白鵬一人となってしまったが、やはり相撲観戦に来て、横綱土俵入りがないのはさみしい。白鵬だけでも観られてよかった。
中入となったが、翌日の取組披露がないのに気づいた。コロナと関係あるのかどうかは不明。
それから、吊り屋根を見上げたら、「満員御礼」の垂れ幕がない。総入場者数の制限をしている中では、満員御礼を出すという考えにならないのだろう。