21日(木)、福岡国際センターで、十一月場所12日目を観戦した。
20日(水)からB社出張で福岡に入っていた。21日の用務は、午後早い時間には終了することがわかっていたので、予めチケットを取っておいた。
忙中閑(その1)~11月場所観戦
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2019/11/06/231537
本場所は、2015年九月場所14日を、妻と姪と観戦して以来。地方場所を観戦するのは、初めてである。
赤坂の事業所での用務を終え、博多駅前のホテルに戻って、荷物を置いてから、福岡国際センターに向かった。
福岡国際センター。
相撲で来るのは初めてだが、ここには、2003年10月に、SPEEDのツアーで来ている。翌月に場所が行われる時期だったからか、入口の前で、自転車に乗った楯山親方(元巨砲)とすれ違ったのを覚えている。
Welcome Back SPEED
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/56528561
入場。もぎりは確か髙崎親方(元金開山)。
観客の入場口のすぐ脇が力士の入場口になっており、ちょうど幕内力士の入場時間帯だったため、多くの人が待ち構えていて、力士が入るたびに歓声を挙げていた。正代、朝乃山、松鳳山を見た。
売店にたくさんの人が群がる中、弁当と缶ビールを買って、席に移動。
私の席は、正面の椅子席B。2列33番である。国技館なら迷わず行けるが、この会場は初めて。臨時に組まれた枡席の階段を上がって行くが、その椅子席にたどりつけない。何度も上がったり下りたりしながら、やっとのことで到達した。
私の座る椅子席は、この会場の3階にもともとある席。上の座席図では黄色の、後ろから3列目である。目の前にある「ペアシート」というのは、臨時に組まれた席で、椅子席とは行き来できない。
まず、缶ビールを開けて、お弁当を食べる。私が座ったのは、5人並びの列の中央。左右にはまだ誰も座っていない。
やがて、左右の席も埋まった。右に座ったのは、母親と娘らしき2人連れ。左は、会社の先輩と後輩らしき男性2人連れだった。
この場所は、初日早々、鶴竜が休場したのを皮切りに、休場力士が続出。私が観に行くまでに、もう休場力士が増えてくれるな、と願うのも空しく、この日の時点では、7人もの幕内力士が休場してしまっていた。鶴竜、豪栄道、髙安、栃ノ心、友風、逸ノ城、若隆景。
12日目の取組。それでも、それなりに好取組がある。
呼び出しの大吉さん。
彼が、幕内の取組で、赤房下の塩や水桶のところに座っていたのは、もうずいぶん昔だが、その愛嬌のあるルックスに惹かれ、我が家では「大ちゃん」と呼んで注目してきた。その後、出世して、今では十枚目の終わりの方で力士の呼び出しを務め、十枚目最後の取組と、幕内土俵入りでは、柝(き)を打つ。
その西方幕内力士土俵入り。
東方幕内力士土俵入り。
横綱土俵入り。
さて、今回、福岡に相撲を観に行くにあたって、個人的な一番の課題は、毎日たまり席に座っている、あの女性、私の「博多の女(ひと)」を生で観ることであった。
この女性は、もうだいぶ昔から、テレビ画面に映るので、妻ともども注目していた。当初は、西だまり、西方力士が勝ち名乗りを受ける時に必ず映る席に座っていたが、最近は、違う席に座ることが多くなり、そのたび、どこにいる? と、相撲そっちのけで妻と探すようになっている。昨年は、向正面、白房下あたりだったが、今年は、同じ向正面だが赤房下の席を確保したようで、1日だけ休場があったが、毎日来ている。
11月場所とりあえずの話題
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/64585422
博多の女(ひと)が両国国技館に
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/64674293
その彼女を、生で観る、というのが、今回のミッションであった。観ていると、幕内の取組が始まって、4、5番目くらいで現れる。
時間帯も席もほぼわかっているので、正面の椅子席から、遠目にうかがっていると、来ましたっ!
東方、琴奨菊の頭の上ね。
行司さんの右に、大村崑さんの顔も。
取組も進行し、結びの一番。白鵬=遠藤。
打ち出し後、私、何とか彼女を間近に拝めないかと、出待ち(笑)しました。しかし、会うことはできず・・・。
はね太鼓。
打ち出し後は、交通規制でタクシーは使えない。博多駅直通の臨時バスが出るというので、並ぶ。
(このことがあってか、結びの一番の後、弓取式を観ずに席を立つ人がとても多かった)
博多駅に着いた後、宿泊している駅前のホテルの裏にある居酒屋、一本槍へ。
この店には、前の会社の時代に、出張の際、何度か来て、現地の者と飲んだことがある。懐かしい。
出張続きで疲れている中ではあるが、忙中閑あり、楽しい半日だった。
翌22日(金)は、早朝の新幹線で大阪に移動、B社、A社、両方の用務後、帰京。
23日(土)はオケGP、24日(日)は本番だった。