丹波篠山へ①　＜2024.5.18～19＞

５月18日(土)、妻と丹波篠山に出かけた。

その日の午後、丹波篠山市立田園交響ホールで行われる古澤(巖)さんの演奏会を聴くのが目的である。

2021年６月にこのホールで古澤さんの演奏会を聴いたことがある。丹波篠山の地を大変気に入り、また公演があれば来たいと妻と話していた。
そのチャンスは昨2023年５月にめぐってきたのだが、この時は長引く風邪で咳が止まらず、行くのを泣く泣くあきらめたのだった。

古澤さんのツアースケジュールはファンクラブから定期的に送られてくる。優先予約もできる。

今年の春のスケジュールを見て、丹波篠山の公演を最優先で選んでチケットを購入した。

１年越し、あるいは３年越しの悲願である。

翌19日(日)は、浦安シティオーケストラの定期演奏会本番１週間前のホール練。コンチェルトのソロ合わせもある。

日帰りにすることも考えたが、妻とあれこれ相談の結果、18日は丹波篠山から大阪に移動して１泊。翌19日早朝の新幹線で帰京し、一旦帰宅して楽器を持って浦安に行くこととした。

さて18日。

8:33東京発の新幹線で新大阪へ向かう。

在職中はしょっちゅう乗っていた新幹線だが、リタイア生活の今はめったに乗らなくなった。

富士山を通過する時も、かつてはいつでも見られると思って全然気にしていなかったが、今はちょっとでも車窓から見えるとそわそわどきどきする。

新大阪駅到着後、エキマルシェで弁当などを買って、12:05発の特急こうのとりに乗り込む。

お弁当。

途中、三田駅を通過。

千葉県人であり、歌謡曲少年だった私は、｢三田｣と言えば三田(みた)明。

しつこいのでもうやめます。

兵庫に｢さんだ｣と読む｢三田｣があることを知ったのは、たぶん就職してからだったと思う。

吹田駅付近で安全確認があったとかで４分遅れて、13:06に３年ぶりとなる篠山口駅着。

３年前と同じく駅のコインロッカーに荷物を預けて身軽になり、13:35発のバスに乗って、二階町へ。

来るのは２回目だが、前回気に入ったからか、付近の様子はよくおぼえている。

前回、昼食をとったボタン鍋の店。今回は入る機会がなかった。残念。

田園交響ホールがある方に向かう。

前回も立ち寄った、くりの里という店に入って、ソフトクリームとオレンジジュースで一服。

近くの土産物屋でいくつか買物もして、ホールへ向かった。

ホールの脇にはまだ鯉のぼりが泳いでいる。

14時半過ぎ、入場した。

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