紛失定期券を引き取り

９日に海浜幕張駅付近で紛失した定期券は、昨日の夜、東京駅に届けられていると連絡が入った。
既に定期券は再発行してもらっているので、届いたものの使い道はないのだが、Ｓｕｉｃａ定期券なので、デポジットは返金される。

せっかくなので、会社帰りに八重洲南口のお忘れ物預かり所に行った。

申し出の書類を記入して提出。

パソコンに遺失物の届けが入力されているらしく、係の男性が検索している。

すぐ、なくした定期券がパスケースとともに３日ぶりに戻ってきた。
パスケースは、少し変形している。

この定期券は、幕張本郷駅の券売機のところにあったという。
海浜幕張駅付近で拾った誰かは、どうやら善意の人ではなかったらしい。
善意の人であれば、一番近い駅に届けてくれるはずだから。
それに、定期の裏面側に入れてあったパスネットがなくなっている。残額は1,500円ほどだったと記憶するから、まああきらめるしかない。
推測だが、幕張本郷の駅まで持って行って、券売機で切符を買おうとしたのだろうか。
チャージ額が100円もない状況だったので、切符が買えず、だったら用はないとその場に置き捨てた、ということか。

お礼を言って駅構内に向かって歩き始めたが、窓口に傘を置き忘れたことに気がついて、引き返す。
お忘れ物預かり所に、なくしたものを取りに行って、代わりに別のものを危うく置き忘れるところだった。シャレにならない話だ。

駅に戻って、みどりの窓口で、Ｓｕｉｃａのデポジット500円を返金してもらう。
返してもらったばかりの定期券とは、ほんの数分で、永遠にお別れとなってしまった。

再発行してもらった定期券が手元に残った。
パスケースは、誰が持って歩いたかわからないのが、ちょっと気持ち悪くもあるので、新しいものを買おうかなどと思う。
それにしても、手元の定期券には、上の方に｢再発行｣という文字がある。
これは、今後ずっとついてまわるのだろうがちょっと嫌だ。
幸い今の定期は９月末で期限が到来する。近く会社から通勤費が支給されるので、自分で更新するのだが、この時に、今の定期券を一旦返納し、新規に６ヶ月定期を買おうかと思ったりしている。