naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

日本シリーズは短期化傾向

昨日、日本ハムが4連勝で、一気に日本一を決めた。

新庄選手の涙、そして彼がヒルマン監督よりも先に胴上げされたことが、印象的だった。

日本シリーズは、土曜日に始まる。
ドーム球場が多い昨今でもあるし、6戦7戦に及べば、2週続けて週末にテレビ観戦が楽しめる。

今回の日本シリーズは、5戦決着となったので、この週末は楽しみが半減した感じだ。

しかし、今日のスポニチで、1950年以降の日本シリーズの成績を改めて見てみると、今年に限らず、近年は短期化の傾向にあることに気づいた。

ジャイアンツのV9時代の後半は、5戦決着が続いた。
その後、70年代半ばから90年代半ばまでは、大体6戦か7戦に及ぶことが多かった。86年の西武=広島に至っては、引き分けを含み8戦という唯一のケースまである。

それが、95年以降はこうなる(左が日本一チーム)。

  95 ヤクルト=オリックス 5戦
  96 オリックス=巨人   5戦
  97 ヤクルト=西武    5戦
  98 横浜=西武      6戦
  99 ダイエー=中日    5戦
  00 巨人=ダイエー    6戦
  01 ヤクルト=近鉄    5戦
  02 巨人=西武      4戦
  03 ダイエー阪神    7戦
  04 西武=中日      7戦
  05 ロッテ=阪神     4戦
  06 日本ハム=中日    5戦

12年で、
  4戦 2回 (1回)
  5戦 6回 (1回)
  6戦 2回 (3回)
  7戦 2回 (6回)
  8戦    (1回)
と、3分の2が5戦以下で終わっている。
(  )内は、その前12年、83年から94年。
2度目の週末の楽しみがない、というのは今年に限った話ではなかった訳だ。

これには、何か理由があるのだろうか。

それにしても、日本シリーズはパ優勝チームが4連覇。
来年はそろそろセ・リーグに勝ってもらいたいものだが。

ついでに言えば、セは、92年93年のヤクルト以降、久しく連覇チームが出ていない。ここ13年連続別のチームが優勝している。
常勝球団がないセが、日本シリーズで分が悪いのもやむを得ないところか。
(ちなみにパの優勝チームも、99年00年のダイエーが連覇して、01年以降は6年間別のチームだが、これはプレーオフの勝者を優勝チームとしているからで、レギュラーシーズン勝率1位ということでいえば、03年~05年はホークスが3年連続となっている)