naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

明日の本番で演奏する曲のこと①~モルダウ

明日は浦安オケの本番。今夜はGP。

今回演奏する3曲について、個人的な思い出などを。

オープニングは、スメタナの「モルダウ」。

私の場合、「モルダウ」という音楽の存在を知ったので、中学校の音楽の授業。
それも鑑賞曲としてでなく、歌う曲としてだった。
日本語の歌詞(忘れてしまったが)がついていて、それを歌わされたのだった。

ちなみに、「新世界」の2楽章も、原曲を知る前に、「と~おきぃ、や~まにぃ、ひぃはお~ちて」の歌詞で歌わされたのが出会いだ。

オケ曲としての「モルダウ」をちゃんと聴いたのがいつだったか、おぼえていない。

レコードは、大学4年の時にセルの演奏を買ったのが最初。

私が浦安オケに入団してから、これまでに、小学校での音楽教室を3回行っている。
蓮沼村、下総町、地元浦安市の東小学校。
毎回、大体似た構成で進行する。
子供にも親しめる曲を演奏し、合間に楽器紹介、先生や生徒に舞台に上がって指揮してもらうアトラクション。
そして、メインは毎回「モルダウ」を演奏した。
川の水源、農民の踊りなど、部分部分を、指揮者(団内指揮者のK氏)が抜粋演奏させながら説明し、その後、全曲を通し演奏するというやり方だ。

この音楽教室の経験で、「モルダウ」が、少なくともヴィオラにとっては、大変疲れる曲であることは知っていた。

今のオケで「モルダウ」を弾くのは4回目だが、定期演奏会では初めてということになる。
音楽教室に向けての練習は、短期で仕上げるが、半年かけてじっくり練習したのは初めてだ。

今、カラヤンベルリン・フィルのDG盤(67年録音)を聴いている。

疲れることは疲れるが、曲のストーリーがわかりやすく、やはりよくできた曲だと思う。
ムキになっても疲れるだけなので、後の曲もあることだし、明日はなるべく余裕をもってラクに弾きたい。