十両の保志光、テレビの放送で四股名が呼ばれるたびに、どうしても｢コシヒカリ｣と聞こえてしまうのは私だけ？
あ、それから、いつも家で妻と話しているのだが、千代白鵬って四股名、ずいぶん生意気というか、いい度胸じゃないか？
あ、それから、いつも家で妻と話しているのだが、千代白鵬って四股名、ずいぶん生意気というか、いい度胸じゃないか？
豊響が、今日もいい相撲。立ち合い踏み込んだのは北桜だったが、攻め込まれることなく、その大きい北桜を真っ向から右のどわで押し込んだ。腕がよくのびて一方的に押した。
これで新入幕、みごとな２ケタ。三賞に手が届いただろう。敢闘賞は間違いない。技能賞にも値する。
これで新入幕、みごとな２ケタ。三賞に手が届いただろう。敢闘賞は間違いない。技能賞にも値する。
海鵬が、今日も見事な相撲。立ち合い当たった瞬間に右前まわし。黒海は何とか突き放そうとしたが、とったまわしは放さずに、休まず右からの出し投げを連発して決めた。
これで２ケタ。技能賞の声がかかってほしいところだ。
これで２ケタ。技能賞の声がかかってほしいところだ。
土佐ノ海当たっておいてのはたきに、普天王はもろく落ちた。
普天王も当たってはいるのだが、自分の流れに持ち込めない。土佐ノ海には失礼な言い方になるが、これからという若手が、こういうベテランに負けているようでは困る。
普天王も当たってはいるのだが、自分の流れに持ち込めない。土佐ノ海には失礼な言い方になるが、これからという若手が、こういうベテランに負けているようでは困る。
琴奨菊と若の里は、立ち合い互いに左差し。琴奨菊は、右かたおっつけて寄りたいところだが、終盤にきて疲れているのか、どうも出る力がない。
若の里は、上手のとれない苦しい形ながら、琴奨菊が上手をとって引きつけて出てくるところ、体を入れかえて寄っての逆転。
場所も終盤ということで、各力士とも疲れてきているようだ。一番前の豊ノ島と出島もそうだった。この取組もそういう感じを受けた。
若の里は、上手のとれない苦しい形ながら、琴奨菊が上手をとって引きつけて出てくるところ、体を入れかえて寄っての逆転。
場所も終盤ということで、各力士とも疲れてきているようだ。一番前の豊ノ島と出島もそうだった。この取組もそういう感じを受けた。
稀勢の里と朝赤龍は、疑問の残る勝負判定。
立ち合いは互いに非常にいい当たり。攻め込んだのは今日は稀勢の里。突いておいて左を差し、上手をさぐりながら出た。
しかし、左四つなら朝赤龍も充分とれる。上手投げでゆさぶり、内掛けにからんでの河津掛けにいくと、両者ほぼ同時に背中から落ちた。
軍配は稀勢の里。当然物言いがつくかと思ったが、なし。これは疑問だ。朝赤龍の体が土俵の外に飛んでいたという判断かもしれないが、両者ともほぼ同時に背中から落ちた以上、それは関係ないように思う。
攻防の中で、最後に攻めて技をかけたのは朝赤龍であり、取り直しが妥当。最低、物言いはあってしかるべき相撲だと思う。
いずれにせよ、稀勢の里はこれで２ケタに乗せたが、三賞に値する内容とは思えない。
立ち合いは互いに非常にいい当たり。攻め込んだのは今日は稀勢の里。突いておいて左を差し、上手をさぐりながら出た。
しかし、左四つなら朝赤龍も充分とれる。上手投げでゆさぶり、内掛けにからんでの河津掛けにいくと、両者ほぼ同時に背中から落ちた。
軍配は稀勢の里。当然物言いがつくかと思ったが、なし。これは疑問だ。朝赤龍の体が土俵の外に飛んでいたという判断かもしれないが、両者ともほぼ同時に背中から落ちた以上、それは関係ないように思う。
攻防の中で、最後に攻めて技をかけたのは朝赤龍であり、取り直しが妥当。最低、物言いはあってしかるべき相撲だと思う。
いずれにせよ、稀勢の里はこれで２ケタに乗せたが、三賞に値する内容とは思えない。
大関を確実にした琴光喜は、好調の栃乃洋との割りが組まれた。
長いこと、精神面の弱さを指摘されてきた琴光喜だが、今日の仕切りを見ていると、非常にいい面構えだと思う。
今日も立ち合いがよかった。
踏み込めなかったのは確かだが、左が固い栃乃洋に、すぐ右を入れることができた。やはり非常に流れがいい。その右からすぐすくって、栃乃洋の後ろにまわりこんだ。
今場所の琴光喜は、自ら左四つにいく相撲もあるが、基本的には、立ち合い右をのぞかせる形で安定している。立ち合いがぶれないのがいい。毎日猫の目のように変わる相撲をとっていた琴光喜だが、今場所、これまでのところは別人のように安定した相撲だ。
明日は稀勢の里戦。稀勢の里の内容から、波乱の可能性は低いと思われる。従って、明日の千秋楽、少なくとも決定戦には持ち込めると思う。
長いこと、精神面の弱さを指摘されてきた琴光喜だが、今日の仕切りを見ていると、非常にいい面構えだと思う。
今日も立ち合いがよかった。
踏み込めなかったのは確かだが、左が固い栃乃洋に、すぐ右を入れることができた。やはり非常に流れがいい。その右からすぐすくって、栃乃洋の後ろにまわりこんだ。
今場所の琴光喜は、自ら左四つにいく相撲もあるが、基本的には、立ち合い右をのぞかせる形で安定している。立ち合いがぶれないのがいい。毎日猫の目のように変わる相撲をとっていた琴光喜だが、今場所、これまでのところは別人のように安定した相撲だ。
明日は稀勢の里戦。稀勢の里の内容から、波乱の可能性は低いと思われる。従って、明日の千秋楽、少なくとも決定戦には持ち込めると思う。
安馬と高見盛は、一方的な相撲となった。安馬が立ち合い鋭く踏み込み、突き起こして前に出ながら、右差し。左前まわしを引きつけて青房下正面寄りに一気に寄った。
高見盛は、毎日、時間一杯からの気合いパフォーマンスは大したものだが、今日の相撲、まったくいいところがなかった。
高見盛は、毎日、時間一杯からの気合いパフォーマンスは大したものだが、今日の相撲、まったくいいところがなかった。
朝青龍は、魁皇の休場で急遽豊馬将との対戦。豊馬将も今場所は優勝争いにからんだ場面があり、横綱としても決して油断はできない相手だったが、朝青龍の完勝。
立ち合い右から張って左差し。右から小手にまいて、肩すかし気味に切って捨てた。
カンのよさ、動きのよさ、スピードが出てきた。気力、集中力も申し分なく、ここへきて、完調といっていい状態になったと思う。
立ち合い右から張って左差し。右から小手にまいて、肩すかし気味に切って捨てた。
カンのよさ、動きのよさ、スピードが出てきた。気力、集中力も申し分なく、ここへきて、完調といっていい状態になったと思う。
結び、白鵬と千代大海は、普通にとれば横綱という対戦だが、白鵬が敗れて３敗、優勝争いから消えた。
今日も仕切っていての顔がまずだめだ。非常に表情が硬い。プレッシャーに負けていることをあらわにしている。この点、｢こうなったら俺のもの｣と言いたげな朝青龍との差は大きい。
やはり立ち上がってから、普通に動けない。まわしをとれないのは別にかまわない。突きもある白鵬なのだから、突いて有利にさばけるはずなのだが、今日については、そんなレベルの相撲が、白鵬自身とれていない。
そもそも立ち合いにまっすぐ正対して当たっていない。横を向き加減だ。こんな立ち合いだから、千代大海にちょっと突かれて、いなされたたけで体勢を崩してしまう。あわてることは絶対ないはずなのだが、頭を下げすぎて出て、千代大海のはたきを食った。魁皇戦と同じ、まずい攻めが出てしまった。
しかも、出る時に左足が遅れた。これが一番の敗因。
もはや相撲は崩れきっているといっていい新横綱である。
千代大海の相撲がよかったわけでは全然ない。白鵬の自滅である。
今日も仕切っていての顔がまずだめだ。非常に表情が硬い。プレッシャーに負けていることをあらわにしている。この点、｢こうなったら俺のもの｣と言いたげな朝青龍との差は大きい。
やはり立ち上がってから、普通に動けない。まわしをとれないのは別にかまわない。突きもある白鵬なのだから、突いて有利にさばけるはずなのだが、今日については、そんなレベルの相撲が、白鵬自身とれていない。
そもそも立ち合いにまっすぐ正対して当たっていない。横を向き加減だ。こんな立ち合いだから、千代大海にちょっと突かれて、いなされたたけで体勢を崩してしまう。あわてることは絶対ないはずなのだが、頭を下げすぎて出て、千代大海のはたきを食った。魁皇戦と同じ、まずい攻めが出てしまった。
しかも、出る時に左足が遅れた。これが一番の敗因。
もはや相撲は崩れきっているといっていい新横綱である。
千代大海の相撲がよかったわけでは全然ない。白鵬の自滅である。
優勝は両力士に絞られた。
明日の対戦相手を見た場合、両者１敗を守っての決定戦が、最も濃厚と思う。決定戦になった場合、これはどうしても朝青龍に分がある。朝青龍３場所ぶりの賜杯奪還か。
次にありうる可能性は、白鵬が意地を見せての琴光喜単独優勝。
明日の対戦相手を見た場合、両者１敗を守っての決定戦が、最も濃厚と思う。決定戦になった場合、これはどうしても朝青龍に分がある。朝青龍３場所ぶりの賜杯奪還か。
次にありうる可能性は、白鵬が意地を見せての琴光喜単独優勝。
豊馬将が、今日現在では、どの候補にも推しにくい。優勝争いにからんだ功績で、明日勝って２ケタとなれば敢闘賞くらいか。
